「博士の生き方」掲示板


HOME管理用【迷惑書き込みの対処方法】
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[80] シンポジウム「サービス・イノベーション人材:  投稿者:トリム  投稿日:2008年11月14日 23:08:40  No.80001 [返信]
I P:220.0.84.81
主催者より、案内の依頼を受けたので、掲載します。

*****************************

文部科学省委託事業「科学技術関係人材のキャリアパス多様化促進事業」
の一環として、産業技術総合研究所の主催で標記シンポジウムを開催いたします。

〔開催概要〕
製造業とともにわが国の双発の成長エンジンとしての役割が期待されている
サービス分野を担う人材として、科学技術関係人材にも注目が集まってきています。
我が国のサービス産業は、経済規模ベースでも就業人口ベースでも約7割に達し、
他の先進諸国でも同様の規模です。既に米国ではGoogle、Amazon、WAL-MARTなど、
情報通信技術とともに科学的・工学的アプローチを駆使して高い付加価値を実現し、
サービス領域で世界的な業績を挙げています。今回は、ハイ・サービス日本300選に
選定された企業やサービス人材育成に関わっている大学研究者等を招き、
基調講演やパネル討論を行います。是非ともご参加ください。

◆日時:平成20年12月5日(金) 13:30〜17:30
◆会場:日本工業倶楽部 2階大会堂(JR東京駅丸の内北口から徒歩2分)
◆主催:産業技術総合研究所
◆定員:200名  ◆参加費:無料 ※事前登録制  
◆申込締切:平成20年11月28日(金)
◆開催案内ポスター
http://www.jita.or.jp/serviceinnovation2008/1205P.pdf
◆申込先(参加登録)
http://www.jita.or.jp/contact_sangi/mail_form1/index.php
◆開催案内トップページ
http://www.jita.or.jp/serviceinnovation2008/index.htm
◆共催:サービス産業生産性協議会、筑波大学
◆後援:経済産業省、東京大学大学院工学系研究科

参照記事:Dr’sイノベーション(ドクターズイノベーション)
http://unit.aist.go.jp/humanres/ci/phd-career/index.html



[78] 企業交流フェスティバル in 関西  投稿者:トリム  投稿日:2008年11月09日 20:22:56  No.78001 [返信]
I P:220.0.84.81
運営者より掲載依頼がありましたので、掲載いたします。

***************************

本イベントは企業10社と若手研究者40名が集まる少人数制の
イベントですので、企業の担当者と近い距離でじっくりと
話をしていただくことができます。

今年2月に開催した同様のイベントでは、これをきっかけとして
企業訪問や選考に進んだ方も多く、結果として4名の内定に
つながりました。

皆様も是非、この機会をご利用下さい。


********************************

      事前予約の上ご参加いただいた方全員に
      下記のいずれかの商品券をプレゼント!
      ・スルッとKANSAI対応カード(2000円分)
      ・QUOカード(2000円分)
      奮ってご応募下さい!!

********************************

■ イベント概要
企業ごとのブースを4人1組のチームで順に回っていただきます。
1ターム30分の中で何を行うかは企業ごとに異なりますので、
事業内容の説明や業界の現状といった情報の収集もできますし、
企業によってはグループワークに取り組んでいただく場合もあります。

また、フェスティバルの最後には懇親会を設けています。もっと話を
聞きたいと思う企業がありましたら、積極的に声をかけていただき、
是非チャンスを活かしてしてください。

■ 特徴
@ 博士・ポストドクターを評価する企業が参加
集まるのは若手研究者を高く評価している企業ばかり。
もし興味のある企業があれば、会社訪問など次のステップに
進む事も可能です。

A 企業の人事担当者と密に対話することができる
大人数で行われる一般的な企業合同説明会とは違って、
少人数のグループで採用のキーマンと接することができます。
担当者の話をじっくり聞いて、積極的に情報を得てください。

B 普段知ることのできない企業との出会いがあります。

================================================================

■ 主催:京都大学キャリアサポートセンター
□ 協力:株式会社D・F・S
■ 日時:2009年1月24日(土)13:00-19:00
□ 場所:京大会館( http://www.kyodaikaikan.jp/access.html )
■ 参加費:無料
□ 対象:「理系」博士後期課程在学者、ポストドクター
■ 定員:40名
□ 参加方法:下記の内容をご記入の上、メールにてinfo@d-f-s.jpへお申込下さい。
  追って詳細をご連絡させていただきます。   
  【件名】「企業交流フェスティバル参加希望」
  【本文】「所属・学年」及び「氏名」



企業参加型マーケティングセミナーのお知らせ  投稿者:トリム  投稿日:2008年11月12日 22:25:31  No.78002
I P:220.0.84.81
********************************

■プログラム

・マーケティングに関する講義
・実在する民間企業への経営提言のためのディスカッション
(どのような経営提言をすべきか、チーム単位で企業担当者と一緒にディスカッション)

・プレゼン+まとめ(チーム単位で意見を取りまとめ、プレゼンテーション)
・アンケート

*実在する民間企業は当日発表いたします。
*企業担当者の方には議論のとりすすめなどのファシリテーションを担っていただきます。

■講師プロフィール

株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦氏

松下電器産業株式会社にて、FA関連機器のマーケティングを担当し、広くマーケティングの現場を経験。その後、三和総合研究所を経て、シナプス・マーケティング・インスティテュート創設。経営戦略、マーケティング戦略を中心としたコンサルティングに従事。

戦略構築から、現場へのインプリメンテーションプラン(導入計画)までをカバーする。

同時に、「マーケティング・カレッジ」を立ち上げ、マーケティングに特化したビジネスマン
教育事業に取り組む。

共著に、「進化を遂げる組織戦略の行方(SRCレポート)」「日本はこうなる(講談社)」

「事業計画書の書き方(日本能率協会)」「デフレに克つ 企業構造改革のすすめ方
(日本能率協会)」、その他講演実績は多数。

================================================================

■ 主催:京都大学キャリアサポートセンター
□ 協力:株式会社D・F・S
■ 日時:2009年11月29日(土)13:00-16:00(延長の可能性があります。)
     セミナー終了後、交流会へ移行します。
□ 場所:京大会館( http://www.kyodaikaikan.jp/access.html )
■ 参加費:無料
□ 対象:博士後期課程在学者、ポストドクター
■ 定員:24名
□ 協力企業:2社(予定)
■ 参加方法:下記の内容をご記入の上、メールにてお申込下さい。
  追って詳細をご連絡させていただきます。   
  【件名】「マーケティングセミナー参加希望」
  【本文】「所属・学年」及び「氏名」

================================================================



[49] とても参考になりました  投稿者:longline  投稿日:2007年11月03日 20:36:06  No.49001 [返信]
I P:121.115.57.36
現在、水産系国立大学の博士後期課程2年目に属する26歳女性です。
このサイトでは博士取得後の難しい就職状況について、今まで
漠然と不安に思っていたことがデータとして裏づけされており、
深く納得するとともに、非常に参考にさせていただきました。

博士取得後の進路としては、今までの研究を活かす道と新たに
一社会人としていく道が考えられますが、
今が正に人生の分かれ目と思って悩んでいます。
とくに問題なのが、私の専門分野は水産の中でも漁業系に属しており、
民間の研究職に従事できるだけの専門性がない事です。
フィールドワークの経験はいくらあっても、
試験管などを使用する作業や機械を組み立てる等の知識は全くありません。
講座で博士を取った先輩方の就職先は、水研・水試に限られています。
つまり、国Tか地方上級に合格する以外に研究の道はないというわけです。
そして、企業に就職するなら特に博士まで行く必要はなく、
まだ修士で出ておけばよかったということになります。
派遣研究員やポスドク、海外留学の道も考えていましたが
(取れるかは別として)、サイトを読ませていただいた限り、
あまり得策ではなさそうですね。
要は、研究に対する情熱の強さだとは思いますが。

この厳しい時代にのほほんと博士まで来てしまった自分を恨みつつ、
いま気がついて良かったと慰めて、とりあえず就活しながら
公務員試験の勉強をしようと思います。
特に質問等でなくすみません。
このサイトを見て非常に危機感を高めることが出来たので、
一言書かせていただきました。
どうなるにしろ進路が決まりましたら、一人の博士取得予定者として、
こちらに報告したいと思います。



Re:とても参考になりました  投稿者:  投稿日:2007年11月03日 21:13:17  No.49002
I P:130.54.130.227
最近、応用物理学会や日本化学会などで、年会にあわせて博士問題を取り扱ったセミナーが幾つか催されています。

参加されている学会などで、その様な催しがあれば紹介していただけないでしょうか。

水産系の方の話を聞く機会がないので、興味深いです。




Re:とても参考になりました  投稿者:NFU  投稿日:2007年11月05日 15:12:15  No.49003
I P:211.1.151.194
水産学関連の大学で教員をしています。
私の専門は水産ではありませんが、水産関係の大学や研究機関の情報は
入ってきます。明るいニュースはありません。

longlineさんの先輩方が多く就職した水研センターも、
今や他の独立行政法人との統合化という圧力を受けています。
要するに人件費を減らすのが目的ですから、まして新しく研究者を採用する
ところまではいきません。私の勤務先でも、新規採用教員の数は
極度に抑えられ、足りない分は非常勤や、既に退職した教員を
特任教員として採用することになっています。

そんな感じで、正直なところ水産系の大学、研究機関へ就職できる
チャンスはかなり低いと言わざるを得ません。longlineさんが現実的に
対処なさろうとしているのは、賢明だと思います。
就職活動、応援しています。



はじめまして。  投稿者:rody  投稿日:2007年11月07日 21:07:12  No.49004
I P:150.59.206.2
はじめまして。
バイオ系博士卒で、現在地方国立大の有期雇用職で働いているrody(女性30歳)といいます。
他人事だと思えなくて、返信します。

公務員試験も勿論ですが、学部卒や修士卒で企業に就職した後輩に中途募集はしていないか、
企業(正社員)も含めあらゆる情報を得るのも良いのではないでしょうか。
なかなかこのご時世、公務員の募集も少ないと思いますので。

余談ですが、あと周りが結婚ラッシュになると思います。
しっかり「私は私」で乗り切ってください。
それぞれの時期に、春はやってきます。

私も今年度で研究プロジェクトも終わり任期切れなので、
研究職以外(教育系他)や派遣も視野に入れて就職活動中です。
悲観し過ぎず、一緒に頑張りましょう。
アドバイスも何もなっていませんが、失礼しました。。。



Re:とても参考になりました  投稿者:W  投稿日:2007年11月09日 00:21:21  No.49005
I P:118.0.28.11
はじめまして。
バイオ系博士卒で、人材派遣会社(特定派遣)の正社員として働いておりますW(男性29歳)といいます。
職種としては『研究職』になります。
とある製薬会社に配属され、縁あって今は大学の研究所で働いております。
longlineさんは博士後期2年ということで、昔の自分を思い出しまして、何か伝えたいと思い、書き込みさせて頂きました。

水産系というのが、どのような分野なのか勉強不足なので
適切なアドバイスができず申し訳在りません。
ですが、私も民間の研究職には不人気な、マイナー所の植物を専攻しておりました。
私が就活をしていた頃は、植物関係の研究職を探す場合、民間の企業は随分と限られておりかなり厳しい状況でした。
植物を取っ払って、他分野の研究職として応募してもさらに厳しかったです。
(もちろん公務員試験も考えました)

就活をする上で、自分の中で、「何がしたいのか」と「何が出来るのか」を明確にしました。
「何がしたいか」は、間違いなく「研究」でした。
「研究」ができれば、テーマは何だって良いや、と言うことに気づいてからは割と楽でした。
「何ができるのか」は技術的なことはモチロン、博士の能力とは何なのかを考えました。私は研究者とは「観察し、仮説を立てて検証方法を確立する能力」を有する者だ、と言う風に考え、この能力をいかせる職場なら、どこだって構わないと考えるようになりました。

自分が「何がしたいのか」と「何が出来るのか」を広くとらえることで、意外な可能性が広がるものです。
就職活動がんばってください。







Re:とても参考になりました  投稿者:sev  投稿日:2007年11月09日 09:12:10  No.49006
I P:133.60.193.181
はじめまして。
私は地方国立の博士2年で、生物系を専攻しているものです。
私もこのサイトで多くの勉強をさせていただきました。
私も現在は就職活動をしています。

longlineさんのような水産系の状況は詳しくないのですが、
いずれの分野においても、自分の研究内容やスキルがそのまま企業で活かせると言う事は稀だと思っています。
それは生物系であっても植物系であっても同じ事だと考えています。
Wさんの言う通り、アバウトに何がしたいのかを考える事が重要だと思います。
その上で、少しでも気になる会社や職があったらトライしてみようと考えるように私はなりました。
「どんな事もやってみないと分からない」ぐらいの気持ちで職探しをしてみると、良いのではないでしょうか。

私は、rodyさんの様に有期雇用やWさんの様に博士後に派遣社員として働いている知り合いがいないので、
是非お二人の博士課程中の就職活動や、今後のキャリアプランなどをお聞かせ願いませんでしょうか。



Re:とても参考になりました  投稿者:ぬん  投稿日:2007年11月09日 11:07:43  No.49007
I P:202.209.152.38
longline様

専門性に関しては、あまり狭く考えないほうがよいです。

>私の専門分野は水産の中でも漁業系に属しており、民間の研究職に従事できるだけの専門性がない事です。
フィールドワークの経験はいくらあっても、試験管などを使用する作業や機械を組み立てる等の知識は全くありません。

博士課程で研究をされているわけですから、
フィールドワークによって得られた一次情報を、
どのよう部分析し、推論を導き出し、それを検証するのか?

については、博士としての専門性があると思います。

博士の真価が問われるのは、この部分ではないかと思います。

このような情報分析に関する専門性を活かせば、
ある程度の融通は利くと思います。



Re:とても参考になりました  投稿者:longline  投稿日:2007年11月10日 14:38:50  No.49008
I P:121.116.117.215
皆さん返信ありがとうございます。
状況が厳しいのは自分ばかりではないと認識させられました。
Wさんやぬんさんがおっしゃるように、「何が出来ないか」を考えるのではなく、
自分に「何が出来るか」「何がしたいか」考えるべきだということ。
前向きでいることが就職活動成功への道ですね。
HFUさんがおっしゃるように、今や大学の教員として採用されるのは
ある程度どこかの研究所で実績を積んでから準教授や教授としてですよね。
私の大学でも、最近は期限付きでしか助教をとっていません。
もしどうしても自分の分野で研究を続けたい、という人がいたら、
その人はどうするべきなのでしょうか。

同じく就職活動中のsevさんrodyさん、同じ女性研究者としても
とても参考になりました。
私の周りでも結婚ラッシュ、すでに到来し始めています…。
皆さん一緒にがんばりましょう!



Re:とても参考になりました  投稿者:トリム  投稿日:2007年11月11日 02:32:26  No.49009
I P:220.0.84.62
longlineさん

はじめまして。ご感想いただきありがとうございました。

参考になったとのこと、管理人としてうれしく思います。

博士課程に進学されたこともきっとのちのちよかったと思えることもあるだろうと思います。

御自身の現状を恨まれることなく、就職に向けての取組みもがんばってください。

また、進路がさだまりましたら、ぜひこの掲示板にお知らせください。








Re:とても参考になりました  投稿者:名無し  投稿日:2008年11月06日 00:37:17  No.49010
I P:125.31.65.244
就職してからも、博士号をとる人が身近に居ましたので、そういった可能性のある企業に就職されると宜しいと思いますよ。

7.3 リソグラフィ
8月30日 11:00〜12:00
30a-L- / II
1 電子ビーム照射によるMoSiフォトマスク修正 東芝セミコンダクター社 酒井隆行,○金光真吾,平野 2,重光文明,山崎裕一郎,長野 修,森 一朗
2 EB直描を用いた65nmノード対応ダマシン配線技術の開発 NECエレ先端プロ1,NECシリコン研2 ○田村貴央1,多田宗弘2,山田泰久1,小島義克1,伊藤文則2,大竹浩人2,井上尚也2,藤井 清1,林 喜宏2
3 散乱電子遮蔽用の庇を付けたナイフエッジによる高精度ビーム径測定 NTT物性基礎研1,NTT-AT2 ○山崎謙治1,猪熊和仁2,生津英夫1
4 キャラクタ・プロジェクション露光における汎用CPアパーチャの実現 イービーム1,東芝セミコン社2,大日本スクリーン3 ○稲浪良市1,馬越俊幸2,中井一博3,市岡義和3,北村清志3,岸本克己1,杉原和佳1
5 EPL用高性能近接効果補正の開発 富士通1,半導体先端テクノロジーズ2 ○荻野宏三1,星野裕美1,町田泰秀1,大澤森美1,有本 宏1,山下 浩2
6 EPLにおける近接効果補正時のCD制御性について ニコン ○清水澄人,上條康一,平柳徳行,鈴木一明
7 FIBによる電子線転写(EPL)マスク欠陥修正後の転写結果 セリート1,セイコーインスツルメンツ2,ニコン3 ○山本治朗1,山本 洋2,清水澄人3,岩崎照雄1,山部正樹1
8 低エネルギー電子ビーム露光におけるマスク内映像電荷誘起遅れの影響 大阪工業大学 ○行本泰祐,小寺正敏
9 表面張力によるパターン変形のシミュレーション 大阪工大 ○落合伸宏,小寺正敏
10 リープルの新アライメント系の開発 リープル1,東京精密2 ○樋口 朗1,冨田登美夫2,山形智生2
11 LEEPLの45nm nodeに向けた課題(1) 解像性 ソニー リソグラフィ技術部 ○吉澤正樹,小國久美子,大鳥居 英,本橋知宣,中野博之,北川哲也,守屋 茂
12 LEEPLの45nm nodeに向けた課題(2) Mix&matchアライメント精度 ソニー1,東京精密2 ○納土晋一郎1,本橋知宣1,中嶋規文2,大森真二1,中野博之1,北川哲也1,守屋 茂1



[71] 今現在M1で。  投稿者:こぞう  投稿日:2008年10月01日 23:06:54  No.71001 [返信]
I P:202.249.50.60
はじめまして。

「博士の生き方」を学部生時代から拝見させていただいている、こぞうというものです。

私は今現在、修士1年(薬学系)で、修士課程後の進路なのですが、博士課程に進学することを既に決めました。

やはり、研究というものに魅力を感じますし、与えられたテーマも大変やりがいがあるものなので、博士課程に進学すること自体は、全く抵抗はありません。

しかし、やはり将来のビジョンと言いますか、博士課程を出た後のことに関してはどうしても不安を感じてしまいます。また、他のM1が本格的に就職活動を始め、様々な焦りを感じはじめてしまいました。

将来のビジョンに関しては、「博士の生き方」の様々なコンテンツを拝見させていただき、改めて厳しさを知り、将来、アカデミックな道だけではなく、企業に就職することも当然、視野に入れて今後の研究室生活を送ろうと思っています。

そこで、この掲示板をご覧になっている今現在博士課程に在籍しておられて就職活動をされた方、もしくは、博士課程修了後企業にお勤めされている方に質問なのですが、皆さんはM1の、ちょうど今ぐらいの、就職活動が本格的に始まる時期に、企業の情報収集(企業が選考を兼ねて行うセミナーなど。)を行うため、就職活動等をされていましたか?また、修士時代は将来に向けて、どのように過ごされていましたか?

正直、実際に、学ばなければならないことが非常にあり、データもなく、研究して、成果を少しでも上げなければならないのに、就職もしないのに活動をすることに意味はあるのか?
今自分がしなければならないのは、就職活動(面接試験などは受けないにしろ)することにより得られる、
「視野を広くもち、様々な世界があることをしり、人としてのブラッシュアップ」
なのか
研究者としての基礎を作る段階としての
「研究者としてのブラッシュアップ」
なのか、よくわからなくなり、悩んでおります。正直、研究を中心で行ったほうがいいとは思うのですが、将来に対する不安もあり混乱しているのが、今現在です。

お恥ずかしい話なのですが、周りにはあまりこういった内容を相談できるような相手がおらず、博士課程に進学された人さえ、大変少ないといった状況で、どうすべきか悩み、このままでは、中途半端に時を過ごしてしまうと思い、この掲示板に投稿するにいたりました。

まだまだ若輩者で、皆様からするとちっぽけな悩みだとは重々承知しており、また、無知な点も多々ありますが、なにかアドバイスや体験談等をいただけないでしょうか?長文となってしまい、すみませんが、なにかありましたら、よろしくおねがいします。



Re:今現在M1で。  投稿者:トリム  投稿日:2008年10月02日 01:09:55  No.71002
I P:220.0.84.30
私自身は、M1のときには、就職のことは考えておりませんでした。修士課程のときには、就職活動の時期に企業のリクルータが大学によくいらしていたので、就職希望の子と一緒にご飯をおごってもらったりはしておりましたが・・・(そういう中では、博士課程に進むんだけれどという話をすることもあったのですが、博士課程に行かないよりは行ったほうがいいということは言われました。リクルータの方がが課程博士の出身だったので、説得力はありました)。

当時はもやもやと煮え切らないものを抱えており、悩みは深かったです。それは、就職をするのか博士課程に進むのかということよりも、そもそもこれから自分はどうしていきたいのだろうかというようなものでした。

現在、研究に魅力を感じ、日々を楽しんでおられるのであれば、それはとてもすばらしいことだと思います。今の思いを持ち続けてくださったのなら、きっと将来、よい研究者になられることだろうと思います。

博士課程については、巷ではいろいろと言われており、ある面では真実である場合もあります。重要なことは、こぞうさんが将来どうされたいのかということと、こぞうさんが進学される学部・学科のD卒者の進学状況(PDになられたその後の状況も含む)がどうであろうかということだろうと思います。

もしも企業就職も考えておられるということでしたら、ご自身の指導教員に話を聞いたり、所属しておられる学部・学科の事務に進路状況をうかがってもいいだろうと思います。

それでも、もし不安があるということでしたら、興味のある企業の就職セミナーなどの情報提供の機会に参加してみて、博士課程学生の採用方針や何を期待して採用しているのかということをうかがってみたらよいかと思います。

最近の少なくても製造業(日系も外資も)は、博士の採用にかなり積極的ですよ。

薬学系の博士卒が就職に困るということは、少なくても新卒に関しては聞かないのですが・・・。



ありがとうございます。  投稿者:こぞう  投稿日:2008年10月03日 16:17:47  No.71003
I P:202.249.50.60
トリムさん、大変親切なご自身の経験談、また、アドバイス、深く感謝いたします。

また、返事が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。

最初、うまく述べることができなかったのですが、私も、トリムさんと同様のモヤモヤを抱えています。現在、あまり実験もうまくいっていない状況ですが、まだM1ですし、下積みの段階だ、ということでうまくはいかないなりに毎日、それなりに充実(?)しているので、進学することには抵抗は感じません。やはり、不安なのはトリムさんもおっしゃられているように

『その後自分はどうしていきたいか』

ということにはひっかかっています。

研究やそれについてのディスカッションは嫌いではなく、むしろ好きなのですが、博士に進学し、自分がそのレベルにふさわしいのか、やっていけるのか、と考えてしまいます。

当初、そういったことより、やはり研究が好きだ!とにかく与えられたテーマの限界までやり尽くしたい!と思い、進学することを決めたのですが、また再び考えてしまいました。

すみません、話が横にそれてしまいました。

やはり、理想はそのまま大学に残るというのが、第一にありますが、それは本当にわずかな可能性にしか過ぎないので、将来のことを考えると、企業に就職するというのが一番安定であると思い、今回の質問に至りました。

トリムさんのアドバイス、そしてご自身の経験談、大変参考になりました。本当にありがとうございます。トリムさんのアドバイスにもあるよう、自分が将来どうしたいか、何になりたいのかをもう少し深く掘り下げて考えていこうと思います。

本当に貴重なご意見、ありがとうございました。



Re:今現在M1で。  投稿者:トリム  投稿日:2008年10月11日 10:20:09  No.71004
I P:220.0.84.30
こぞうさん、返信ありがとうございました。

正直なところ、自分がこれからどうしていきたいのだろうかということは、方向性としてはあると思っているのですが、確たるものとしてもっているわけではありません。今でも悩んでいます。

巷には、夢に日付を入れてモティベーションを挙げていくという人生設計がしっかりできている方もいるようですが、大概の人は、それほど明確に目的をもって生きているわけではないと思っています。また、今はわからなくても、将来成長して見えてくることも多いかと思います。

大まかな方向性をもち、自分にとってこれだけは譲れないという条件(例えば、生活に困りたくないとか、私生活も充実させたいとか、自分のことを優秀だとわかってくれる人たちと仕事がしたいとか)だけを定めておけば、あとはゆっくりと人生をつむいでいけるのかなとも思っています。

研究がんばってください。



企業勤務の博士です。  投稿者:らくーん  投稿日:2008年10月17日 23:05:07  No.71005
I P:218.221.33.93
タイトルの通り、博士課程で学位取得後に企業就職した博士です。
性別は女で、学位取得時の年齢は30代でした。
浪人と留学のためです。

修士時代には、管理人トリム様と同じく、就職活動は考えていませんでした。
アカデミックだけが私の望む世界だったからです。
博士課程で色々と現実を知り、企業就職を望むようになりました。
就職後に異動して今は研究からは離れてしまいましたが、就職によって広い世界を知り、研究の現場だけでなく少し離れた場所でも専門知識や研究経験は役立つと知ったので、後悔はしていません。

就職活動についてですが、やってみても純粋に良い経験にはなると思います。
ただ、それなりに時間と手間を費やすことですから、就職する気がないのであれば、それで研究がおろそかになるのは勧められません。
幾つかの企業にエントリーしてエントリーシートを書いてみるくらいならば良いですが、それで書類審査を通過して面接の通知が来たときにどうするかは考えておいたほうが良いと思います。

また、博士後の不安ですが、それは分野によると思います。
薬学専攻で薬剤師資格をお持ちなら、博士課程の後半に早めに動き出せば、企業就職は可能だと思います。
ただ、経験者として申しますが、企業では研究を続けられるとは限りません。
語学力、専門知識、本人の性格などから、数年で全く違う職種へ変わることもありうる、と視野に入れておくべきだと思います。
もちろん大学で学んだことは無駄になりませんが、実験の現場から離れる可能性は覚悟しておかないといけません。

いずれにせよ、企業を辞めて大学へ戻ることは難しくないと思いますので、お悩みなら、一度修士卒で就職して、企業と言うものを見ながら数年後の博士課程進学を検討してみることも1つの道だと思います。

長文、失礼しましたが、こぞう様の今後のご活躍をお祈りしております。



[76] オルガテクノビジネステクニカルセミナーの案内  投稿者:トリム  投稿日:2008年10月11日 10:35:49  No.76001 [返信]
I P:220.0.84.30
10月28日、29日と東京ビックサイトでオルガテクノという展示会が開催されます。

http://www.orga-techno.com/index.html

その中で、ビジネステクニカルセミナー(有料)というセミナーが開催されます。

http://www.orga-techno.com/seminar.html

ビジネステクニカルセミナーの中のS1コース「産学連携・知財工学・人材育成」のセッションで話す予定にしております。

http://www.orga-techno.com/seminar.html#S1

産学連携に関っておられる方にとっては有益なものだと思いますので、ご興味のある方にはご参加ご検討いただけたらと思います。



[75] 第3回PhD交流会の案内  投稿者:トリム  投稿日:2008年10月07日 02:41:12  No.75001 [返信]
I P:220.0.84.30
主催者より依頼がありましたので、紹介いたします。

************************
案内↓
ゲスト:“iモード”の育ての親である夏野剛氏/第3回Ph.D.交流会開催
http://blog.livedoor.jp/phdmeeting/archives/50657811.html



[70] 博士の就職斡旋で  投稿者:  投稿日:2008年09月27日 14:26:40  No.70001 [返信]
I P:116.81.137.64
博士の就職斡旋で、民間企業や知財関係のコーディネータを推奨する話をよく耳にするのですが、個人的にはどうしても納得できないところが多いです。

そもそも人はいきたいとこしか、いかないもので、余計なお世話にしか思えません。

勝手に就職斡旋なんかしてほしくないのですが。
博士が使えないとかいう議論をまだするか、ってあきれています。



Re:博士の就職斡旋で  投稿者:村磯鼎  投稿日:2008年09月29日 14:31:17  No.70002 [HOME]
I P:202.71.92.173
心中お察しします。研究者は研究者として民間でも活躍して欲しいと願っています。文部省からポスドク問題でお金をいただいた大学は無理矢理でも研究者をやめさせて民間に就職をさせなくてはならないという事情があるようですね。大学自身もっと自信を持って自分の大学で育成した人材を研究者として売り込んでいただきたいものです。大学側の民間に対して研究職の発掘をする努力が全く足りないように感じます。博士が使えないのでなく、企業側が博士の使い方を知らないだけです。それをもっとポスドクの方々は主張するべきなのではないでしょうか。


Re:博士の就職斡旋で  投稿者:磯野勝郎  投稿日:2008年09月29日 22:08:33  No.70003
I P:221.26.221.168
職業選択の自由があるんだから、
気に入らなければ斡旋を受けず自分で職を探せばいいだけでは。



Re:博士の就職斡旋で  投稿者:  投稿日:2008年09月30日 07:03:07  No.70004
I P:116.81.137.64
最近の斡旋活動がいきすぎているように思えるのですが。

行き過ぎた斡旋活動が博士の価値を下げ、
博士の存在に対して誤解を招いているように思えます。

「気に入らなければ」というのは、ブローカー等に乗っかる方に問題があるということでしょうか?

ちょっとかじった様な、どこかで見聞きしたような議論で過剰に煽ったり、持論を振り回したりする光景をよくみます。

国や国立大学、学協会による斡旋はどの様な点で、どれほど必要なのでしょうか?






Re:博士の就職斡旋で  投稿者:トリム  投稿日:2008年09月30日 08:18:22  No.70005
I P:220.0.84.30
確かに、ちょっと、最近の空気に?と私も感じております。

アカデミックに残ってもいいし、民間企業に行ってもいいし、知財関係に行ってもいいというニュアンスならいいのではないかと思うのですが、民間企業に行くべきだという空気が醸成されていっているように感じます。

お さんのおっしゃられたいのは、そういった空気が個々人の将来に対する意志を曇らせる結果になるのではないかという懸念ではないかと感じております。

斡旋活動そのものが博士の価値を下げることに現在つながっているのかどうかは、私自身の場合に照らし合わせると各大学のキャリアパス事業のご案内のパンフレットなどをもらうことがありますが、それまでの事情を知らない自分の会社の人事の方とかにそれらを紹介すると博士の価値について誤解を招く可能性が高いのかなと感じ、紹介することははばかられます。

また、今後このような流れがアカデミックキャリアを軽視するような方向に行くとなると博士課程での教育にどのような影響が出てくるのかが気にかかります。



Re:博士の就職斡旋で  投稿者:  投稿日:2008年10月01日 21:31:22  No.70006
I P:116.81.137.64
大学が博士問題をどの様に考えているかがよくわかりません。

キャリアパス事業は、人に、人の人生に関わることなので、「民間企業に○人送り込んだ」みたいなことを業績とするのはおかしいのではないでしょうか。

科研や他の事業推進費とは異なり、少なくとも教育担当理事(副学長)クラスが、自分の大学の人材に関する考え方を表に打ち出した上で、覚悟を持ってすすめるべきと考えています。

学内でどれほどのアンドがとれているのでしょうか?

大学としての考えを大学のトップページに大きく打ち出すくらいのことはしてほしいです(真剣に考えているというのなら)。

まあ、そんなことしたら海外の大学からも軽くみられるでしょうが。
(○年までに世界のトップ10入りを目指すなんてことは言えなくなる?)

うちの大学は、「無理矢理でも研究者をやめさせて民間に就職をさせている」なんてことを知ったら、そもそも博士課程への進学者がいなくなりますよ。



国立大学は法人化したのですし、
周りを意識して事業に手をあげるみたいなことはそろそろ卒業すべきなのではないでしょうか。

文教族のおひざもとが採択されるみたいな案件ではないでしょうし、本気で自信の大学のために、大学全体の意識としてアンドがとれるところにだけ発言してほしいのですが。
(ニンジンをぶら下げているうちは無理?)



実際に博士の学生を受け入れていない大学人が、有識者として博士人材問題にコメントしていることにも納得していません。

そんなものに振り回される人を見飽きました。

責任を持って発言しているとは思えません。

黙っていてほしいです。
おとなしく隅っこで論文でも書いててほしいです。






[69] テレビで  投稿者:  投稿日:2008年09月27日 14:22:49  No.69001 [返信]
I P:116.81.137.64
いまテレ東系で博士問題関係の番組やってます。


[68] キャリアアップマッチング会の案内  投稿者:トリム  投稿日:2008年09月12日 06:19:45  No.68001 [返信]
I P:220.0.84.69
主催者より、つくば地区でのキャリアマッチングのイベント告知の依頼がありましたので、紹介します。

https://ssl.phd-info.net/eventinfo.php


10月4日 イベント
https://ssl.phd-info.net/event/081004tsukuba.php

11月29日 イベント
https://ssl.phd-info.net/event/081129tsukuba.php



[67] 博士関係のシンポジウムの案内  投稿者:トリム  投稿日:2008年08月21日 23:44:05  No.67001 [返信]
I P:220.0.84.46
9月8日、9日に博士関係のシンポジウムとワークショップが筑波大学の主催で東京で開催されます。

ご興味のある方はご参加ください。

案内→http://130.158.176.12/index2.html

また、9月9日午前に同じ会場で科学技術関係人材のキャリアパス多様化促進事業連絡協議会(第3回)も開催されるそうです。

http://www.mext.go.jp/b_menu/gyouji/2008/08080818.htm



[65] 茶番に気づかなかった。  投稿者:茶番に気づかなかった。  投稿日:2008年07月21日 19:00:50  No.65001 [返信]
I P:116.81.134.219
某大学の准教授公募に応募していたのですが、そこのセンターの方から誰も採用する予定はないことを聞きました。

JREC-INに掲載されている情報だから、そんなおかしなことはないだろう、と思っていたのですが。

応募書類作成するのに数日かけているので、勘弁してほしいです。

JSTもJREC-INに掲載する前に精査してほしいです。
出来れば、その後誰が採用されたのかくらいは追跡調査していただけると、問題のある形だけの公募も経るのでは。







Re:茶番に気づかなかった。  投稿者:無名  投稿日:2008年08月01日 20:06:20  No.65002
I P:60.239.41.12
私もまったく同意見です.

体裁を整えるだけの,内々定している公募は出さないで欲しい.
そして,採用された人の業績を公開して欲しい.

数週間かけて休日に書類を準備しているのに,
ホント勘弁して欲しいです.



Re:茶番に気づかなかった。  投稿者:茶番  投稿日:2008年08月02日 20:42:34  No.65003
I P:116.81.134.219
レスありがとうございます。

当方の場合、内内定しているというわけではなく、そもそも誰も採用しないのに公募を出しているところに憤っております。

内内定とかコネ人事なら理解可能ですが、誰も採用しないのに公募に出すことが意味不明で考え込みました。

採用された方の業績をオープンにすることは難しいと思いますが、その気持ちはわかります。

通常業務に押しつぶされているので、応募書類作成に数週間かけるのは当方は難しいです。(それでも4,5日はかけています)



[66] 日米の差  投稿者:アメリカ留学中  投稿日:2008年07月27日 07:14:42  No.66001 [返信]
I P:128.187.0.178
「数字で見る博士課程終了後」を拝見させていただきましたが、日本の博士は随分冷遇されているんですね。もちろん研究分野によって給与にも差があるでしょうし、十分に優遇されている分野もあるんでしょうけれど、約半数もの企業でいくら博士を持っていても同年代の学士と差を付けてもらえない、と言うのは悲しい現実ですね。

アメリカで毎年行われているサーベイがありますけど、2005年の統計では、例えば化学者だったら博士号取得後企業に入ると、同年代の学士号のみ保持している研究者に比べて約3万ドル近くも高い給与をもらえます。それも学士54000ドルに対する博士82000ドルですから、この差はものすごく大きいです。そして、この差は年数を経るとわずかですがさらに広がっていきますので、博士号取得に費やした教育費と損失給与くらいは5−6年働けばすぐにペイしてしまうことになります。

日本の企業は博士を持っている人自体が少ないので、博士の生かし方がよく分かっていないように思います。博士ならではの仕事が与えられなければ、必然的に給与の差もつけられなくなってしまいます。ポスドクの問題も本質的に同じのように思います。

ですから、すでに博士をお持ちで企業で働いておられる方々にぜひお考え頂きたいと思うことがあります。未来の博士たちのために、少しずつでも皆さんの職場を博士達がその能力を十分に生かせる場に変えていけるように努力してみませんか?せっかく博士が増えているのにその博士を十分に生かせなければ日本の社会にとって大きな損失だと思います。博士の能力が適切に評価されず十分に生かされないような社会のままでは、これからの国際社会での日本の競争力は相対的に低下していかざるを得ないでしょう。これから博士に進もうと考えている人たち(私も含めて)も、日本の中でだけ通用して満足するのではなく、グローバルな場でも活躍できるように自らを向上させていくことによって、自らの研究者としての競争力を高めることが非常に重要になっていくように思います。



Re:日米の差  投稿者:トリム  投稿日:2008年07月27日 08:14:30  No.66002
I P:220.0.84.78
「アメリカ留学中」さん

はじめまして。投稿いただきありがとうございました。

>日本の企業は博士を持っている人自体が少ないので、博士の生かし>方がよく分かっていないように思います。博士ならではの仕事が与>えられなければ、必然的に給与の差もつけられなくなってしまいま>す。ポスドクの問題も本質的に同じのように思います。

ご指摘のように、企業側や社会の中での活かし方がわかっていないということが、問題点の一つとしてあるように私も友人との話し合いや、自分の周囲を見ていて感じております。

博士課程で培ってきた能力というよりも、博士課程で経験してきたこと(文化的なもの)を、企業なり社会なりがうまく取り込んでいき、そこから得られた成果を企業であればサービスや製品に、公益的なものであれば社会の発展に生かされるように結びつけるシステムがいるのかなと感じております。

「アメリカ留学中」さんは、ご自身の留学先の博士課程の学生やポスドクと接していて、彼らの意識の面で、かつて接してらした日本人の学生やポスドクと何か違いを感じるということはありますか?



Re:日米の差  投稿者:アメリカ帰り  投稿日:2008年07月30日 00:35:12  No.66003
I P:119.72.117.172
「アメリカ留学中」さん

はじめまして
私はアメリカでPh.Dを修得した後、運良く日本の民間企業に誘われ、今はそこの研究所で研究員として働いています。

私も働きはじめる前はご指摘の通り、日本の企業が博士の使い方を知らない(冷遇されている)と思っていました。
ただ、働き初めてその考えは変わりました。

もちろん未だに日本の企業が博士の扱いに慣れていないと思うことはあります。ただ、その前に、企業側から是非うちで働いて欲しいと言うような博士(ポスドク)がそもそも日本には非常に少ないと思います。企業は民間である以上利益を出さなくてはいけません。それに博士(ポスドク)は通常”中途採用”であることが多いため、採用する側としてはすぐにプロジェクトの中心(即戦力)になって貰わないと困るのです。修士卒(または学卒)で入った他の同年代の方以上の業務をすぐにこなしてもらわないと困るのです。企業にとって(博士を)中途採用で入れると言うのはそういうことです。
まとまりのない文章で申し訳ありません。ただ言いたいのは企業風土も変わらないといけないのは当然ですが、博士の方も”採用してみたい”と企業側に思わせる実力をつけて下さい、そして企業を実際に採用に動かしてみて下さい、ということです。

最後にアメリカ留学と言うのは決して楽ではないですが、”採用してみたい”と思わせる実力をつけるにはこれ以上のチャンスはないと思います。
是非頑張って下さい!!



[64] 滅入っているので意見いただけないでしょうか  投稿者:みゅー  投稿日:2008年06月25日 00:53:06  No.64001 [返信]
I P:220.33.176.31
少し滅入っているので長ったらしく論点不明確で、ごめんなさい。アドバイスをもらえないでしょうか。一人で考えこむよりも、もっと前向きに考えられるように、みなさんの意見を参考にさせてください。

私は、大学進学からの様々な経緯(浪人+中退+再入学)で普通の人よりもかなりずれた人生(しかも女)を送っています。自分のやりたい事にフィットするものを探し続けてやっとたどり着き、現在オーバードクターで博士課程を今年はやっと出れるかというところです。三十路は過ぎているので家庭を持って子供を生む(親の圧力も感じます)なら、あまり時間がないと思っている状況です。

教育環境の大変よくないラボで、簡潔に言うならばほったらかしでした。環境の悪さを改善するため、自身も(勉強+環境改善)努力してきました。数年がたち環境が徐々に変化し、ましになってきました。あの頃自分があんなに理不尽に扱われ嫌な気持ちになりそれでもがんばってきた事を思うと本当にましになったとは思うのですが、そのために私が努力してきたことなど、ラボヘッドにはわかるはずもありません。ラボヘッドとは意思疎通不能です。
私は、自分と同じような嫌な思いをする人が出ないよう、そして、自分は受けられなかったけれども、後輩たちには教育をと思い、まだ学生という立場ではあるけれどもできるだけのことをしてきました。その結果もあってだと思うのですが、少しでも関われた学生は皆それなりにましな形になっていったと思っています。(もちろん私一人の力ではなく、ポスドクの方々の力があってのことですが。)

こうして改善されてきたのはよかったのですが、最近、なんだかむなしく思うようにもなってきました。
大学からずっと学費も払い生活費も払い、でも奨学金の借金は膨大にたまり、卒業したら年金も襲ってきます。
家族の理解も得られず、自分の成果も出ず、努力も報われず、無駄にかなりの高学歴で、年齢は行きすぎ、平凡な家庭すら想像しがたく、しかも女です。

将来の行き先があまりにも塞がっていて(応用は利かない理学分野)弱気になってはいけないと前向きに歯を食いしばっていてもすこしつらくなることがあります。周りに女性は本当に少なく、研究している女性としては、運良く成功した女性しかいないので相談にもなりません。しかもその誰もが家庭を持っていません・・・。

(研究をあきらめたと仮定して)私に一番向いているのは、科学の内容を噛み砕いて説明し伝える事や教育職などかと思い、職を探してみましたがあまり募集がないようです。(大学レベルの教育職はどこかを定年退職された先生が天下りしているんでしょうか?)そこで民間に就職するべきかどうか迷っています。仕事としてやって楽しいと思えるのか、思えなくても生活のためと割り切れば続けられるのか。そもそも雇ってもらえるのか。(女高学歴年行き過ぎは普通はいらないでしょ)

普通とずれているというのは日本社会では生きにくいものです。でも、多少の(かなりの)理不尽は、もう私の運命だと思って耐える覚悟です。ここまでがんばってきたのに、犬死はしたくありません。(我々がここで倒れたらだめなんだと思う、 と仰っていた有能な助手さんの言葉をいつも思い出します。) 大学院生の待遇がすこしでもよくなるように努力してくださった先人の方々のおかげで、今の私の立場はきっと以前よりもましなのだろうと想像しています。学振はやっと35歳の壁がとれましたしね。

お叱りでも励ましでも思いでもなんでもいいので、なにかアドバイスでも意見でもいただけないでしょうか?



Re:滅入っているので意見いただけないでしょうか  投稿者:名無し et al.  投稿日:2008年06月25日 13:49:19  No.64002
I P:222.148.167.177
私は浪人×2年、留年×1.5年、の後博士号を取得しました。30過ぎでとりました。留年中に家族も出来ました。極貧でした。現在ポスドク1.5年目です。アカポス需要がほぼ無い学問なので民間へ就活しています。まあ、なんとかなる感じです。最低限のラインは設けていますが、専門は活かせないかな。私はとにかく学問の殉教者になるのはいや。先輩にはアカポスを諦めたことで怒られますし、もったいないという声もチラホラ。精神論ではメシ食えず。。。色々ネガティブなことを言われます。まあ、精一杯、科学を楽しんだし、それは子にも自慢できることだし、しゅうりょうっーーーって感じです。散々考えて出した結論だから今は前向きです。専門を活かすのは大事ですが、自分がこれからイキイキと楽しく生きるのはもっと大事。まあ、こんだけ好きなことしてきて、仮にも家族がメシが食えて来たことは誇りです。


Re:滅入っているので意見いただけないでしょうか  投稿者:apj  投稿日:2008年06月25日 18:31:39  No.64003
I P:133.24.28.17
みゅーさん、

 教員ということですと、大学は、予算削減による人員削減がかかっているので、かなり難しいと思います。また、年齢にもよりますが、30歳半ば以上となると、准教授への応募になります。この場合は、博士前期課程の主指導教員資格と博士後期課程の副指導教員資格の審査に合格できるだけの論文数が必要になります。条件を満たしていても、ポストの絶対数が少ないので、狙うのはリスクが高いです。

最近は、博士号持ちの人を高校の教員に採用する地方自治体が出てきています。この間は秋田県がやるということで話題になりました。応募を考えてみてはいかがでしょうか。転勤によって荒れている学校に行く可能性もありますが、いつもそうではないはずなので、ある程度の割り切りや覚悟ができてしまえば、そこそこ知識や経験が活かせるのではないかと思います。

 理系の知識を活かして、ということだと、出版関係を狙うというのはどうでしょうか。知り合いの博士持ち女性で、出版社で仕事をしている人が居ます。あとは、理系の知識を活かして弁理士試験を狙うとか……。受験資格の制限はありませんし、地方に行くとそこそこ需要があるようです。



Re:滅入っているので意見いただけないでしょうか  投稿者:apj  投稿日:2008年06月25日 18:36:18  No.64004
I P:133.24.28.17
みゅーさん、

 教員ということですと、大学は、予算削減による人員削減がかかっているので、かなり難しいと思います。また、年齢にもよりますが、30歳半ば以上となると、准教授への応募になります。この場合は、博士前期課程の主指導教員資格と博士後期課程の副指導教員資格の審査に合格できるだけの論文数が必要になります。条件を満たしていても、ポストの絶対数が少ないので、狙うのはリスクが高いです。

最近は、博士号持ちの人を高校の教員に採用する地方自治体が出てきています。この間は秋田県がやるということで話題になりました。応募を考えてみてはいかがでしょうか。転勤によって荒れている学校に行く可能性もありますが、いつもそうではないはずなので、ある程度の割り切りや覚悟ができてしまえば、そこそこ知識や経験が活かせるのではないかと思います。

 理系の知識を活かして、ということだと、出版関係を狙うというのはどうでしょうか。知り合いの博士持ち女性で、出版社で仕事をしている人が居ます。あとは、理系の知識を活かして弁理士試験を狙うとか……。受験資格の制限はありませんし、地方に行くとそこそこ需要があるようです。



Re:滅入っているので意見いただけないでしょうか  投稿者:トリム  投稿日:2008年06月28日 11:07:06  No.64005
I P:220.0.84.78
みゅーさん

はじめまして。

大学でいろいろとご苦労をされてこられたのですね。学位の取得の目処がついたとのこと、これまでに得たものをこれからどう生かしていくのかぜひ前向きに考えていってほしいと思います。

30歳代、女性ということを気になされているようですけれど、まずは気になさらないことだろうと思います。

まずは相談者を見つけてみてはいかがだろうかと思います。例えば、所属されている大学に恐らくは学生のキャリアサポートを行う部署があると思います。そういった部署には、だいたいキャリアカウンセラーの資格をもった職員が常駐しているか、そういった資格を持った方を定期的に呼んでいるかをしています。そういった方にまずは話を聞いてもらい、社会情勢も理解しながらご自身の気持ちを整理されていったらいいのではないかと思います。

一人で悩まず、考えてみてください。



Re:滅入っているので意見いただけないでしょうか  投稿者:みゅー  投稿日:2008年07月12日 20:13:44  No.64006
I P:220.33.176.40
名無し et al.さん、apjさん、トリムさん、
みなさまからお返事を頂き、とてもうれしく思っています。

返信が遅くなってしまいましたが、みなさまの意見も参考にさせていただき、その間に自分なりに動いてみました。

まず教職ですが、秋田の例のように学校の先生は教員免許なしでも募集しているところはなさそうですね。
それから、就職紹介の会社にいくつか登録してみたり、斡旋の方と面接をしてみたりしてみました。
紹介していただける職種はなかなかフィットするものはないのですが、
動いてみないと現状もわからないものなのですから、知ることが大事と思って行動に移してみています。

でも、なかなか難しいですね。
研究室に残ればポスドク生活が待っていますが、
好きな研究をしばらくは続けられるけれども代償は大きそうです。現状を先延ばしにする感じでしょうかね。

その一方で、民間で(いままでとまったく関係のない)仕事をするということに気持ちがついていけず、
なんというのでしょうか、無気力というか、そんな気分になってしまいます。
(そんな気持ちでは就活も通らないでしょうし、仕事も続かないような気もします。)

まだ動き始めたばかりですので、とりあえずいろいろ探してみて、
自分がどう生きたいのかも含めて考えて行こうと思います。

本当に、アドバイス、ありがとうございました。また行き詰ったら相談に乗ってください。

みんな、他人の人生なんて人事なのに、
見も知らない人のために時間を裂いていただいた事、心から感謝します。



Re:滅入っているので意見いただけないでしょうか  投稿者:  投稿日:2008年07月29日 01:43:52  No.64007
I P:60.33.125.223
 6,7年前の私のことを思い出しました.もともと仕事を5年間してから修士に入り,博士を5年かかって取りました.年齢的にもきつく,ポストの少ない理学系分野なのでお先は真っ暗でした.しかも大学の公募はだせどもだせども不採用で34連敗.その後,運良くとある独法に就職できました.
 このような不安定を社会のせいだけにしてはだめだと思いました.人脈がないと嘆くなかれ,人脈は学会や研究集会で積極的に話しかけてつくるべし.お金がないと嘆くなかれ,ある先生から言われたのですが,学振から戦いは始まっている,学振くらい取るべし.頭のいい人(東大や京大)にはできない研究をすべし,それが実は頭のいい人の研究を規制するデータとなっている.性差は関係なし,研究職は最も性差の少ない仕事.恋愛も積極的にすべし,恋愛は研究を促進する,出会いはどこにでもある,今やネットの時代.年限を切って(5年とか),それ以上たっても研究職に就けなかったらすぱっとあきらめるべし.研究職だけが人生じゃない,研究職でも自殺したりうつになっている人は渡しも身近にいっぱいいます.私はだめだったらうどんやかラーメンやになりたいと思っていました(どんな世界でも極めるのは困難です).



[55] 今、求められる研究者像と人材育成  投稿者:トリム  投稿日:2007年12月21日 01:21:48  No.55001 [返信]
I P:220.0.84.62
主催者より、掲載依頼がありましたので、掲載いたします。
**************

<ご案内>
本事業の一環で、シンポジウム「今、求められる研究者像と人材育成」
http://www.aist-careerpath.com/index.html
を来年1月21日に開催予定です。

錚々たるメンバーによるタイムリーで興味深い内容となっておりますので、
本シンポジウムへのご参加と合わせまして、関係者の皆様に広く
お知らせいただければ幸いです。
お忙しいところ恐縮ですが、以上よろしくお願いします。

----------記----------

 シンポジウム「今、求められる研究者像と人材育成」

地球規模での気候温暖化、人口問題、食料問題など様々な深刻な問題を
抱える中、社会の持続的発展を目指して、今求められる研究者のあるべき姿を
明らかにし、その人材育成をどのように行っていくかについて、産学官それぞれ
の立場を代表する方々に語っていただき、共に探っていきます。

【日時】2008年1月21日(月)13:00-17:30
【会場】秋葉原コンベンションホール
【主催】独立行政法人産業技術総合研究所

【プログラム概要】
■研究者の人材育成に関する現状と課題
 講演者:吉川 弘之 産業技術総合研究所理事長

■持続可能な社会の達成を目指して
 講演者:小宮山 宏 東京大学総長

■大学における知の創造と育成すべき人材像
 講演者:岩崎 洋一 筑波大学長

■21世紀の農業技術開発と人材育成
 講演者:堀江 武 農業・食品産業技術総合研究機構理事長

■企業が期待する研究人材像とその育成
 講演者:庄山 悦彦 株式会社日立製作所取締役会長

■総合パネル討論
 テーマ:今求められる研究者とその育成〜方法、場づくり、連携

詳細プログラム及びお申込(オンライン登録、無料)は下記アドレスから:

http://www.aist-careerpath.com/

【シンポジウム事務局】(質問等の問合せ先)
TEL:029-862-6277
Email : sec@aist-careerpath.com
FAX : 029-855-0198


※産総研「Dr'sイノベーション」
http://unit.aist.go.jp/humanres/ci/phd-career/index.html



[63] こんな考えはどうか  投稿者:そら  投稿日:2008年05月29日 22:56:53  No.63001 [返信]
I P:220.31.254.152
私は理系の大学院修士課程を修了し,博士課程への進学を考えている(迷っている)者です。

私が博士課程修了者のサイトを見て一貫して思ったことは,博士は「もはや国家を当てにしてはならない」のではないか,ということです。
グローバル社会になった今,国家はその存在意義をなくしつつあります。
特に日本は膨大な借金を抱えている上,エネルギー資源は乏しく,中国などの新興国家に追い抜かれ,崩壊寸前といった様相です。
したがって目先の利益に追われていて余裕のない国家に助けを求めても,あまり期待はできそうにありません。

それならどうすればよいのか。

私の考えは,具体的な解決策に至るまでの過程として,「博士が博士として確固たる社会的地位を獲得するために具体的にどうすればよいのかという研究」を全国の博士が共同で行うというものです。
私は優秀な博士同士が少ないポストをめぐって争い,お互いに疲弊していくよりも,団結し巨大な知識人集団となり国家を動かし,本来の権利を勝ち取ろうとすることのほうがよほど建設的であると考えます。

もう一つ,具体的な解決策として考えるものは,「独立研究者」です。
独立研究者の利点は,
・国家や企業の意向や社会の流れに関係なく,どんな研究でもでき,いかなる研究結果でも発表することができる。
・大学教員と比較した場合,研究の阻害となる雑務をしなくてよい。
・誰でもなれる(ただ博士の学位があれば,ない者よりも様々な面で信頼を得ることができる)。
・研究内容や副業にもよるが,どこにでも住むことができる。
独立研究者の欠点は,
・研究費,そして生活費も自分で稼がなくてはならない。副業※注 が必要。
・生活は不安定のままである。
・軌道に乗るまでは社会的地位や信用は得られない。
と考えられます。
「独立研究者」と言っても複数の研究者が集まり,独立した研究者組織を形成しても同じことです。

※注
研究費・生活費の獲得の仕方について,企業や国家などの組織から依頼されるような研究の場合はよいが,自主的に行う研究や基礎研究などは,論文の他にそれを題材にした書籍その他メディアの出版などで補うのはどうか。

以上です。皆様はどう思われますか。



Re:こんな考えはどうか  投稿者:トリム  投稿日:2008年05月31日 19:53:00  No.63002
I P:220.0.84.75
そらさん、はじめまして。

私自身は、あえて そらさんが提示されているような生き方をしたいとは思いません。

しかし、どのように生きるかは自由だと思うので、そのような生き方を選ぶ人がいても特に否定することもないのだろうとは思います。

ご提示されている「独立研究者」という生き方ですが、なかなかきついだろうなとは思います。

といいますのは、基本的に現在の研究体制は、研究者が研究機関なり企業なり組織に属していることが前提となっているからです。

あえてやるということですと、なんらかの法人格をとることが必要だろうと思います。




Re:こんな考えはどうか  投稿者:ええと  投稿日:2008年06月03日 21:37:21  No.63003
I P:133.67.185.20
国家はあてにはなりませんが、国家の役割が無くなるわけではありません。
団結したり政治力を持つのは日本以外の国では当たり前のことですので、大いにやればいいと思います。

そして国家なり企業なり市民なりから資金を得て研究を行う、というのが民間の研究機関として理想的であるように思います。



Re:こんな考えはどうか  投稿者:KHKD  投稿日:2008年06月05日 22:49:55  No.63004
I P:203.181.55.214
理想と現実。ですかね。

博士の価値と研究とは何か、私も良く悩むことがあります。
「研究すること」とは「プロ」だと前提した上でいつも考えるのは、趣味(ただのマニア)と研究(プロ)の違いとは何だろうという事です。
私の結論は、外に発表し、誰かに価値を認めてもらえないものはただの趣味であり、研究ではありません。
なぜかというと国だろうが財団だろうが誰もそれに投資をしてくれないからです。
続けるためには自腹を切らなくてはなりません。もはや趣味と同じです。

サイエンスだろうがビジネスだろうが、価値を創造できる研究をすると思われる人になって初めて、博士に価値が生まれます。

そらさんのコメントを読むと、引きこもりのような博士になろう的な印象を受けるのですが、もっと外向きの方がいいのかと。



Re:こんな考えはどうか  投稿者:RPO  投稿日:2008年06月11日 16:08:35  No.63005 [HOME]
I P:133.1.89.80
そらさん


自分の言った事、責任持って実践してみますか?

その覚悟が無ければ、

適当な批判をする人と同じレベルから抜け出せないですよ。


自ら動かない人の意見なんて聞く必要も無く、

賛同や批判に一喜一憂する必要も無いと思います。


あなたがやるのか、やらないのか。

本気でやるなら、支援しますよ。

本気で。



[61] 縁を大切に  投稿者:bb  投稿日:2008年04月16日 19:12:27  No.61001 [返信]
I P:133.68.126.133
現在某国立大学で微粒子の物性を研究しているものです。
実は3年前、博士課程に進むかどうか、
大変悩んでいた時期がありました。

そのとき、この掲示板を拝見し、掲示板にて相談し、進学した経緯があります。
この度、学内の修了条件(論文3報)をクリアし、
共同研究先の企業の面接を経て内定を戴きました。

このままアカポスを目指して残るor海外へ留学しようか、企業へ就職しようか
迷っている時期(2月)に、共同研究をしていた方から

「うちを受けてみないか」と話を戴きました。
聞こえは良いのですけど、教授の方から相手方に
働きかけてくださったのがきっかけです。

私自身、ずっとポスドク問題に不安を感じながら
研究生活を送ってまいりました。

学費・生活費面は、研究室が抱えるプロジェクトに上手く乗っかれたので
何とかなったのですが、やはり将来は不安で一杯でした。

この度の自分の経験から言って、
教授のご好意による所が多大であったと思います。

研究スキルや業績を生み出していく日々の鍛錬・努力も必要ですが
「縁」というのも非常に大切だなと実感しました。


一日一日を、ただ闇雲に研究に没頭するだけでなく、
小さな「縁」を育てることも、大切な要素だと実感しました。

取り留めの無い文章で長々と申し訳ありません。



Re:縁を大切に  投稿者:koro  投稿日:2008年04月17日 06:34:12  No.61002
I P:125.172.251.54
就職内定、おめでとうございます!やはりbb様の研究に対する努力と、
『縁』のたまものだと思います。
私もbb様と同様の考えで、研究だけじゃ駄目だと思います。
縁を育てる努力は研究に邁進する努力と同じくらい大切だと確信しております。
これからも人生いろいろあると思いますが、
お互い頑張りましょう!



Re:縁を大切に  投稿者:bb  投稿日:2008年04月17日 13:54:00  No.61003
I P:133.68.126.133
koro様
ご返答ありがとうございます。
通常の社会人の方と違うルートを辿る分、
また違った苦労をすることも多々ありますが、
お互い頑張りましょう!



Re:縁を大切に  投稿者:トリム  投稿日:2008年04月20日 22:02:36  No.61004
I P:220.0.84.74
bb様、ご連絡いただきありがとうございました。

卒業要件を満たし、かつ就職先も決まったとのこと、本当におめでとうございます。

そうですね、確かに、縁は大切ですよね。

あとは、何か話があったときに、それもいいかもと思えるかということも大切かもしれません。

いずれにしても、おめでとうございました。



Re:縁を大切に  投稿者:ぬん  投稿日:2008年05月02日 10:26:24  No.61005
I P:202.209.152.38
おめでとう。

共同研究先の企業に就職が決まったとのこと。
本当に良い縁がありましたね。

共同研究を組んでいても、このような縁に恵まれるのは
私の非力も重なり、何年かに1度あるかなしです。

人事はタイミングが大切ですから、
こちらも「縁」があったのでしょう。

ますますのご活躍をお祈りいたします。



Re:縁を大切に  投稿者:通りすがり  投稿日:2008年05月07日 18:13:30  No.61006
I P:122.21.81.141
そうですね、縁をつくるということはとても大切だと思います。

私自身、博士論文を書きつつ、就職活動(アカポス、企業)を行っていましたが、なかなか、困難でした。
しかし、そこで救ってくれたのは、やはり、「縁」でした。

某外国では、研究者として自立する条件として、「縁」を持っているかと言うのが重要視されるそうです。
単に、実力だけでなく、それを生かして、「縁」をもってこい、もしくは「縁」を紹介してもらうことが大切なんですって。

そういう意味では、実力と縁が伴う結果が出たのだと思います。

今後の活躍を期待しています。



[46] 論文博士による学位取得について  投稿者:curren  投稿日:2007年10月07日 23:00:23  No.46001 [返信]
I P:219.50.195.93
某旧帝大修士課程修了後、某化学企業(一部上場)に就職し、
半導体材料の研究開発に従事している現在31歳入社7年目の社会人です。
論文博士による学位取得について、質問させていただきます。


<質問1>
修士課程修了&化学企業勤務の社会人が、
論文博士として学位を取得する場合、
取得条件として要求される投稿論文数は
何報程度なのでしょうか?

<質問2>
海外のメーカーで研究開発を行い、
在籍企業と海外赴任時代の全業績を論文にまとめて
論文博士の学位を取得することは可能なのでしょうか?

<質問3>
質問2のようにして学位を取得された方がおられれば、
実際どのような過程を経て取得されたのか?、
どの程度困難であったのか?を聞かせいただきたく。


なぜ、このような質問をさせていただたいか?という
2つの理由を以下に述べます。

@海外企業での研究開発従事が決定した

先日、アメリカの某半導体企業との
共同研究開発業務への海外赴任が決まりました。

社内には留学制度があり、
以前より海外の大学院に研究留学をしたいと考えておりましたが、
上司から今回の海外赴任の話をいただいたので、
自分のキャリアにとってプラスになると考え、
この話を受けることにしました。

A論文博士を取ることを目標とすれば?と応援されている

日頃お世話になっている社内の知人(課程博士)から、
「入社時からの業績を論文にコツコツとまとめていけば、
論文博士を取ることができるから、
計10年を目処に目指してみれば?」と応援されています。

実際にその知人の部署の方で、
アメリカの某大学院に留学し、
後に社内と留学時の両方の業績を論文にコツコツとまとめ、
論文博士を取得した方がおられます。

前者の知人から、後者の論文博士取得者の博士論文を渡され、
「論文博士はこうような感じの論文を作成する必要があるよ」と言われ、
それをコピーしておくよう勧められました。

ちなみに、その博士論文は国際誌10報に相当する内容で、
これほどの論文数が必要なのかと驚きました。


以上2点の理由から、論文博士を意識するようになりました。
もちろん、私の年齢、論文博士廃止への現状、
大学院留学ではなく民間企業での研究開発業務であること等、
私が置かれている状況は学位取得において、
非常に困難であると認識しております。

しかし、研究者として掲げる今後の目標としては
申し分ない最も良いテーマと考えております。

よって、可能であればその目標を追い求め、
実現させたいと希望しております。

実際にどれ程の方が、
先述の過程を経て学位取得を実現されたのか?、
そして社会人の論文博士による学位取得は困難なのか?という
情報を入手するだけでも、良い参考になると思っております。

よろしくお願い致します。



Re:論文博士による学位取得について  投稿者:???  投稿日:2007年10月08日 11:57:23  No.46002
I P:219.161.33.99
「国際誌10報に相当する内容」とのことですが、別に珍しくもなく
この程度は必要と考えるべきでしょう。課程博士ならば、貴職の
年齢でこの位の業績がある人はざらです。もちろん彼らは企業での
実務経験は無い分当然かも知れませんけど、企業には企業の論理が
あるように、大学は大学の事情で動くものです。

基準は大学にもよりますが、楽に取得できるところはそれなりの
大学ですし、部下や周囲の成果を横取りして取得する人もいます
(いました)からね。論博の場合、企業内でコネクションのある
教授のいる大学で取得するケースが多いと思うのですが、どう
なのでしょうか。

企業内でのキャリアの一環として捉えるのならば、この点のリサーチ
も済んでいるとは思うのですが、社内には少数ということでしょうか。



Re:論文博士による学位取得について  投稿者:某企業研究者  投稿日:2007年10月09日 21:33:28  No.46003
I P:221.190.213.53
私は6年前にファースト論文1報で課程博士を取得しましたが、そのときの論文博士の投稿論文数は、修士を卒業してからの年数の2倍でした。つまり、入社7年であれば14報、10年であれば20報必要でした。
論文が出しにくい分野でさえ、最低このくらいの論文数が必要でしたので、論文博士の基準は厳しいなと思ったものです(まあ、共著であれば不可能な数字ではありません)。
ただ少し気になることは、最近話題になっている論文博士の廃止です。D論の審査員になってもらう予定の先生方に、確認してみた方がいいと思います。



Re:論文博士による学位取得について  投稿者:アサト  投稿日:2007年10月10日 19:44:09  No.46004
I P:219.96.224.132
私の場合は、1988年修士卒で、1994年に論文博士をとりました。
論文の数はファーストオーサー6報、共著5報でした。本当は、ファーストが
6報では少ない感じだったのですが、Nature誌のファーストオーサー論文が
あり、学会賞も受賞していたのでOKがでました。 
何報必要かについては、6〜7報が最低ラインだったような気がします。
また、複数の研究機関での成果をまとめて博士論文にすることは可能だと思い
ます。
私は入社当初から論文博士を狙っていたのですけど、途中でテーマが変更になり
それを一つの博士論文にまとめるのが少し大変でした。



Re:論文博士による学位取得について  投稿者:ぬん  投稿日:2007年10月17日 11:33:32  No.46005
I P:202.209.152.38
大学院ごとに内規がありますから、一概には言えません。
甘いところ、厳しいところいろいろあります。
またD論文審査に必要な経費も大学院によってまちまちです。

さらに、修士卒業後の研究歴(職歴)が、
最低6年(博士課程後期の2倍)経過していることが
論文博士審査の条件となる場合があります。

ご存知のことと思いますが、論文は、筆頭著者論文と
共著(筆頭以外)に分けられます。 

筆頭での論文数として、査読付き10本要求されることは
まずないでしょう。

1stの論文を、甘い大学院で2本、一般的には3本、厳しいところで4本程度だと思います。

上記を含めて、査読付き論文の合計が、5本以上が最低限のラインだと思います。



Re:論文博士による学位取得について  投稿者:Kei  投稿日:2008年02月08日 06:52:32  No.46006
I P:155.58.116.160
少し論点のずれた答えで恐縮ですが、
論文博士制度が日本の大学院の意義を低くしていると思います。

海外の大学院にいかれるのであれば、研究留学でなく課程博士として在籍されてはいかがでしょうか?



[60] 理系大学院生向けアントレプレナーシップ論オープンスクール開講  投稿者:OpenSchool2008  投稿日:2008年04月06日 22:35:00  No.60001 [HOME] [返信]
I P:222.150.68.97
東京での野開催となるのですが、無料のアントレプレナーシップ
講座があります。理系の技術でベンチャーない企業内なりで
事業を打ち立てていくことに興味ある人のための講座です。
ご興味ある方、初回(4/16)の説明会への参加登録を
お願いいたします。

***アントレプレナーシップ論オープンスクールのご案内***
     http://blog.openschooljapan.org/

これまで6年間理系大学院生向けに開講してきた講座を今年も、
開講します。どこの大学の学生でも参加できます!

◇説明会
 ○日時:4月16日(水)19:30-21:30
 ○会場:文京シビックセンター3F 会議室1
       東京都文京区春日1-16-21
       http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
 ○事前申込み:http://www.supreme.co.jp/cfm/ask3/preview.cfm?nID=503555689&P=130024123
(会場、時間等が変更になる場合がありますので事前に登録下さい)
 ○問い合わせ:2008_openschool_inquiry@yahoogroups.jp
◇開講期間
  4月から7月までの、水曜の夜、19:30-21:30に12回開催します。
  *最終回は土曜日、1日かけて、最終発表会を開催します。
◇どんな内容のオープンスクールなのか
  これまで、事業や経営、経済などにあまり関心がなかった人に
  事業や経営、経済の基本的なことを伝えるオープンスクールです。
  理系の人に自分の技術をもとに事業を始めてもらえるように
  なってもらうことを基本と考えています。しかし、事業は理系だけ
  ではなく文系の人も一緒にやっていくものなので、文系の人も
  参加できます。
 <主な講座内容>
  ・マーケティング基礎
  ・会計/財務基礎
  ・ベンチャー企業の経営分析
  ・企業(工場)訪問
  ・プレゼンテーション
  ・チームワーク
 <講座の特徴>
  受講生5人1組でチームとなってもらい、毎週課題を提出して
  もらいます。各チームには、20代から30代の社会人が
  アドバイザーとしてつきます。
 <過去の講座の様子>
  http://blog.openschooljapan.org/?eid=779277
  http://entreblog.exblog.jp/   
◇どんな人が参加できるのか
  1) 理系の大学院生を主要な受講生と想定しています。
  2) 理系でなくても、大学院生だなくても参加できますが、
    内容が少し合わないかもしれません。
  3) 学校の授業の都合、研究室の都合、アルバイトの都合、
====================================================



[59] 化学会での発表は無事に終わりました  投稿者:トリム  投稿日:2008年04月05日 11:43:05  No.59001 [返信]
I P:220.0.84.64
昨年度末は、アンケートにご協力いただきありがとうございました。

アンケート結果はまだまとめている最中で考察まで煮詰めきれていないのですが、3月28日午後15時〜午後16時半に、日本化学会(立教大学池袋キャンパス)のポスターセッションで発表をしてまいりました。

当日は、ポスターを縮小したコピーを50部準備して見に来てくださった方々に配布したのですが、ほぼすべてを配り切ることができました。昨年以上に盛況だったのではないかと考えております。

また、このホームページを見てくださっている方々も何名か来てくださりました。お越しくださりありがとうございました。

アンケート結果はまだまとめ切れてはいないのですが、順次、考察できたところからだけでもホームページに掲載していけたらと考えております。

今年度もどうぞよろしくお願いいたします。



[58] アンケート調査にご協力いただきありがとうございます。  投稿者:トリム  投稿日:2008年02月27日 23:23:08  No.58001 [返信]
I P:220.0.84.64
現在、アンケートを実施しております。

↓アンケートフォーム:
http://hakasenoikikata.com/question04.html

アンケート回答期間:2月25日〜3月12日
アンケート調査対象:博士課程修了者(中退者含む)および今年度博士課程修了予定(中退予定)の方

↓アンケート依頼文より

昨年度に引き続いて今年度もアンケートを実施いたします。昨年度のアンケートでは、博士課程の学生のキャリア意識の形成について、大学院における研究環境が、進路選択にどのような影響を与えているのかを見たいと考えておりました(第3回アンケート調査)昨年度の調査結果は、日本化学会第87回春季年会で報告するとともに、月刊化学10月号に提言として寄稿することもできました。アンケートに回答していただけたことで、博士号取得者のキャリアパス問題についての議論を一歩進めることができたと感じております。ご協力に感謝しております。
今回の調査では、博士課程の学生の職業選択がどのような「きっかけ」でなされるのかをみたいと考えております。学問分野によって、博士号取得者のキャリアパスは、大きく異なるようだということがわかってきております。博士号取得後、ほとんどが産業界に行ってしまう分野もあれば、ポスドクになってしまう分野もある。そして、研究職としてのキャリアを大学の外に求めることが難しく、研究を辞めることも選択肢として考えなければいけない分野も存在しているという状況です。それぞれの分野において、個々の分野のもつ文化的な背景、個々人のもつ性格、背景から、「きっかけ」となることはさまざまであろうと考えております。
博士号取得者に対するキャリア支援は活発に行われるようになってきましたが、当事者である博士課程学生やポスドクのそれらの取組みを見る目は概ね冷ややかなものであるように感じております。今後、博士号取得者のキャリア開発を考えていく場合、当事者としてどのようなことに留意するといいのか、また、支援をする側としてどのようなことが行えるのかを今回のアンケートから考察することができないだろうかと考えております。
今回の、調査結果については、集計後、ホームページにて公開するとともに、日本化学会第88春季年会(3月28日 15時〜16時30分 立教大学池袋キャンパス等 講演番号:3PC-015 演題「化学系人材のキャリア選択に影響する社会的・文化的要因の分析」(博士の生き方)奥井隆雄)において発表することにしております。アンケートの回答は集計処理をし、個人が特定されないように留意いたします。ご協力をよろしくお願いいたします。

 2月27日23時19分現在、97名の方からご回答をいただいております。

 また、ブログでも取り上げてくださった方々がいらっしゃりとても感謝しております。

http://fotlife.exblog.jp/8099128/

http://shinka3.exblog.jp/8324063/

http://ikettie.blog80.fc2.com/blog-entry-316.html

 ご協力どうぞよろしくお願いいたします。



Re:アンケート調査にご協力いただきありがとうございます。  投稿者:トリム  投稿日:2008年03月04日 02:22:18  No.58002
I P:220.0.84.64
今回のアンケートの案内をブログに掲載してくださった方、また、所属されているメーリングリストで紹介してくださった方もいらっしゃるとのお話を何件か伺いました。

皆様からご協力をいただいたこと大変感謝しております。

3月4日2時25分現在、257名の方がこのアンケートに回答をしてくださっております。

まだ、じっくりとは見れていないのですが、しっかりと結果をまとめ、皆様に向けて公開をしていきたいと考えております。

ご協力どうぞよろしくお願いいたします。アンケートの回答期限は3月12日としております。

話は変わりますが、3月3日発売の週刊ダイヤモンドの特集に私のコメントが掲載されております。お時間ありましたら手にとっていただけたらと思います。



要望  投稿者:ぬん  投稿日:2008年03月06日 10:29:41  No.58003
I P:202.209.152.38
アンケートの集計結果に関して、
標本数が少ないという問題があるとは思いますが、
社会科学の分野で使われている統計処理を
是非行っていただければと思います。

個々の質問項目を独立に棒グラフにまとめるのでは、
自由研究です。

協力者は、1人で複数の項目に解答しているわけですから、
項目ごとの相関なり結びつきの強さが分析可能ではないかと
思います。

アンケート結果の分析でも「博士の真価」を見せることで
発言力も強まるのではないでしょうか?

無責任は批評で申し訳ありません。



うかつにも答えてしまいました  投稿者:apj  投稿日:2008年03月08日 19:26:26  No.58004
I P:222.149.85.233
 アンケート実施を知り、ウチでも取り上げたのですが、その際、対象者を
見落としたらしく、回答してしまいました。
 すみませんが削除をお願いいたします。



Re:アンケート調査にご協力いただきありがとうございます。  投稿者:トリム  投稿日:2008年03月09日 23:48:52  No.58005
I P:220.0.84.64
apjさん、ご連絡いただきありがとうございました。

指示に従い、削除させていただきました。

また、ブログにて告知もしていただきありがとうございました。




Re:アンケート調査にご協力いただきありがとうございます。  投稿者:トリム  投稿日:2008年03月09日 23:57:49  No.58006
I P:220.0.84.64
ぬんさん

 激励の書き込みをいただきありがとうございました。

 皆様にご回答いただけたアンケートを無駄にしないためにも、がんばりたいと思います。

 現在、330名ほどの方からご回答をいただいております。

 影響を残すためにはアンケート調査はまずは数が大事だと考えております。

 さらに多くの方々のアンケートへのご協力をお待ちしております。

 ↓アンケートフォーム
http://hakasenoikikata.com/question04.html

よろしくお願いいたします。



No: PASS:
※Noは、日付の後ろについている「No.XXXX」の英数字になります。
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