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初めて投稿させていただきます。 98年に某地方国立大学の建築系博士課程に入学し、経済的な理由での3年間の休学や 研究テーマの問題などいろいろありまして、昨年秋にやっとの思いで学位を取得した者 ♂です。 経済的な理由とは、友人の保証人になってしまったため、返済に関わる目先の 出費を稼ぐため、どうしても研究に専念することができませんでした。これは現在も 継続中で、あと6〜10年は返済が続きます。ただ、バイトで返済可能な額なので、 できれば研究者として就職できれば嬉しいのですが。 妻も大学や研究所に就職したい私と同意見で、現在は家庭のことは妻の収入でやりくり しております。 そういうバックグラウンドがありまして、査読論文は学位取得条件を満たすギリギリの 本数しか持っておりません。口頭発表はかなりの数がありますが…
9月から、JREC-INで公募されている大学等へ7〜8件の応募をしましたが、今回は その「不採用者の扱い」について思うところがありまして皆様の意見をお伺いしたく 投稿しました。
上でも述べた通り、査読付き論文の数が少ないため、かなり厳しいのは重々承知の上で 応募しているのですが、ほとんどの応募先から「残念ながら貴殿の〜」「次回公募の際は〜」 など、丁寧な「不採用通知」(笑)が届いております。中には「今回○件の応募を いただきましたが〜」等、担当者からの経過説明付きの物もありました。 が、3ヵ月経って何の音沙汰も無い機関が2つほどあります。 人事についてはほとんどが教授会など会議で決定する(本当の公募であれば…)ことなので、 まだ決定してないか事務手続きが遅れてるのかな、と思ってましたが、指導教官の話を聞けば 「不採用者はほったらかし、ってとこも結構あるよ。実際、うちの大学もそう」という お言葉。
そうなんですか?
しかも、送付方法は書留(簡易書留や宅配便は不可)、胸部レントゲン検査を含む健康診断書 の提出を求めるところ(これまで応募した中でこの2件だけでした)に限って…
どちらも研究所ではなく公立大学と私立大学ですが、今回の件で偏見を持つようになりました。
大学は確かに研究機関ですが、同時に教育機関でもあります。 学術的なこと以外にも「道徳的な面」(大袈裟でしょうか)に気を配る必要があるのでは? 「これはこれ、それはそれ」で、不採用者はほったらかしだけど、学生はしっかり育ててます、 ということが成り立っているとは思えません。その大学の体質をそのまま露呈している様な気が しますが、皆様はどう思いますか?
この様な個人的な「意見」の長文をよんで頂きありがとうございました。
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