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現在、水産系国立大学の博士後期課程2年目に属する26歳女性です。 このサイトでは博士取得後の難しい就職状況について、今まで 漠然と不安に思っていたことがデータとして裏づけされており、 深く納得するとともに、非常に参考にさせていただきました。
博士取得後の進路としては、今までの研究を活かす道と新たに 一社会人としていく道が考えられますが、 今が正に人生の分かれ目と思って悩んでいます。 とくに問題なのが、私の専門分野は水産の中でも漁業系に属しており、 民間の研究職に従事できるだけの専門性がない事です。 フィールドワークの経験はいくらあっても、 試験管などを使用する作業や機械を組み立てる等の知識は全くありません。 講座で博士を取った先輩方の就職先は、水研・水試に限られています。 つまり、国Tか地方上級に合格する以外に研究の道はないというわけです。 そして、企業に就職するなら特に博士まで行く必要はなく、 まだ修士で出ておけばよかったということになります。 派遣研究員やポスドク、海外留学の道も考えていましたが (取れるかは別として)、サイトを読ませていただいた限り、 あまり得策ではなさそうですね。 要は、研究に対する情熱の強さだとは思いますが。
この厳しい時代にのほほんと博士まで来てしまった自分を恨みつつ、 いま気がついて良かったと慰めて、とりあえず就活しながら 公務員試験の勉強をしようと思います。 特に質問等でなくすみません。 このサイトを見て非常に危機感を高めることが出来たので、 一言書かせていただきました。 どうなるにしろ進路が決まりましたら、一人の博士取得予定者として、 こちらに報告したいと思います。
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