|
[124] |
おっしゃるとおり
投稿者:非公開
投稿日:2012年04月01日 17:03:59 No.124001
|
|
I P:118.6.205.116 |
|
博士課程在籍からそれ以降の状況について奥井さんのおっしゃる通りですね。
私はMBA取得後、証券から民間のシンクタンクに引き抜かれました。仕事の内容がかぶるので現在は博士課程にも在籍しています。私は文系畑できましたが、仕事も大学の研究もほぼ数学・工学系の内容ですので大学院までの研究はほとんど直接的には役に立っていません。大学院を卒業するまでは天狗でしたが社会人になると何もできないことを痛切に感じ死ぬ思いで仕事と勉強に打ち込んでようやく生活できているという感じです。
幸い仕事場が有名なこともあり、大学の先生のポジションのお声がかかったりもしますが、それは研究は当たり前で、実務でどれだけ成果を挙げれたかが99%をしめていると実感しています。それがなければまったく使えない(評価されない)のが今の日本の現状なのでしょうね。
トップクラスの大学でも弁護士、会計士でも毎年何千人も卒業し、10年もたてば10倍以上の人が新しく世に出てきます。経済が停滞かし縮小する日本ではただでさえ仕事が減っていくのにオーバードクターになってくるとまったくと言っていいほどなくなってきます。
いろんな意味で既得権益層が立場の弱い人間を巧みに操ってお金儲けの餌食にしているんだなとつくづく思います。
ドクターや修士は昔の学士みたいなもので、今後は必ず役に立つものなのはたしかです(海外の企業や先端で活躍している人は必ずと言っていいほど修士以上ですし、金融業界(海外)では社長が博士持っているのが当たり前で、博士すらもってない人(日本人)に何を話せというんだといった具合です。)
日本は遅れてますから今後、とても重要になってくると思います。ただ、それは社会人経験や成果を持っているドクターがいえることで何もないドクターはただの趣味ですからね。 厳しく偏った世の中だと思います。
こういった状況も踏まえて本当は大学の先生は指導すべきだし、学生も目の前の問題だけでなく現実を見て選択してほしいですね。同じ苦労はしてほしくない。
|
|
|