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言葉の迷路
投稿者:中央 次郎
投稿日:2008年10月31日 00:06:17 No.5001
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生徒から ”やった” の意味を聞かれました。よく勉強していて完了形 have done だからどのような意味になるのですかと質問されました。 そこで、日本人が英語を勉強する割には、会話ができない理由がわかったような気になりました。
”やった”は英語でいえば I did it。 文法の説明にとらわれると 言葉の具体的な意味、使われる状況の理解から遠ざかってしまうからではないでしょうか?
直接法で日本語を教える場合、言葉で説明するよりイラストや写真を使い、状況を与えての説明がより大切ではないでしょうか。
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Re:言葉の迷路
投稿者:東部小町
投稿日:2008年11月17日 07:59:07 No.5002 |
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お初にお目にかかります。名前は担当している学習者がよくお世辞に使うものです。私が自分で自惚れてつけた訳ではありませんので、悪しからず。 少し日本語教室の紹介や、掲示板をにぎやかにしようと思い投稿します。もっと多くの方が楽しんで情報交換してくれることを祈りつつ。
中央次郎さんのテーマについて;「やる」の意味 先日クラスで映画紹介のワークショップをしたときの事です。「Bucket List」という映画で、不治の病に冒された主人公が、死ぬまでにやりたいことのリストを作って、実行していくという紹介。 学習者は「死ぬまでやること」と書いたのですが私は「死ぬまでにやること」では?とコメントしました。違いを聞かれ、前者は「ずっとがんばる」後者は「期限までに目標を達成する」の意味があると説明しました。まで・までにの違いもありますが、「やる」にもいろいろありますね。この方は後で「私もリストを作って死ぬまでやる」と書きました。「がんばってね」 そのほかにも会話でよく聞かれるものに、「よかった」(goodではなく安心)、「いいなあ」(goodではなく、うらやましい)などがあります。
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Re:言葉の迷路
投稿者:次郎
投稿日:2008年11月18日 20:28:30 No.5003 |
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小町お姉さま 返信ありがとうございます。 ちょうど、ALTをしているカナダから来ている友人に会ったので よかったはgood ではなく安心だといって、話題にしました。
日本に来た時、”ありがとう”と”どうも”を覚えた。”どうも”はべんりな言葉だと教えてくれました。 日本語を教え始めてから生徒との会話からことばの機能の面白さを気づかされることが増えました。
”ちょっと”もおもしろいですね。デイトに誘われた時にちょっとと言って断ることができる。ご主人や恋人をしかる時にちょっとと使える。クレイジーな人もちょっとで表現できる等生徒との会話から 楽しみながらお互いの国の表現の違いをお互いに学んでいます。
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