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[686] おとうさんは、帰ってきたウルトラマン  投稿者:ゆうむ  投稿日:2010年11月10日 17:16:54  No.686001
 みやにしたつやさんの絵本です。

 「ウルトラマンにはウルトラマンのただしさがある。
 
  バルタン星人にはバルタン星人のやさしさがある。

  ぼくにはぼくの愛し方がある・・・」

 子供のころ、正しさと優しさがTV画面の中で戦っていたんだぁ・・・バルタンは悪者だとばかり思っていたけど・・・そうじゃなかったのかもしれない。バルタンは、自分や子供たちが住める星を探してたんだものね。

 ちょっと、見方をかえる同じこともちがってみえるね。

 ここでも、今、ウルトラマンとバルタンが戦っている・・・

 せつないね。



Re:おとうさんは、帰ってきたウルトラマン  投稿者:花散里  投稿日:2010年11月10日 19:30:42  No.686002
ゆうむさん

ありがとうございます。久し振りにゆうむさんの書き込みで気持ちがほっとしました。
以前、ある方の講演でこんな話を聞きました。
「地球上のすべての人が【上】を指さすと、ウニの殻になる」
ウルトラマンとバルタン星人の話を聞いて思い出しました!
みんな同じ「上」を指さしても、みんな方角的には違う「上」を指さしているのでしょうね。



Re:おとうさんは、帰ってきたウルトラマン  投稿者:ゆうむ  投稿日:2010年11月16日 12:34:19  No.686003
花散里さん。こんにちは・・・

 返信おそくなってごめんなさい。

ウニの殻のお話、おもしろいね。私は、ウニの話で、高校生の時に読んだ、くらもちふさこ氏の漫画を思い出した。
 『まっすぐに立っているみえるろうそくでも、見る方向をかえると傾いていたりして、そして涙なんか流していたりして・・・』っていうセリフ

 ウルトラマンの話を書く前に、思い出していたのが4つの窓の話(30年前に受けた心理学の講義だからうろ覚えで・・)

 人の心には4つの窓があって、
 @人にも自分にもみえる自己
 A自分にはみえているが、人には見えない自己
 B自分は気づいていないが、人にはみえている自己
 C自分も、人にもわからない自己

4つが一つの統一された自分として、また4つが一つに統一されたいろんな人とかかわっていくわけだから、ここに限らず、普段の生活の中でも複雑だよねぇ・・・。というか、こんがらかっちゃうよね。

 いろんな人と接する仕事がら、人の言質や心のありようを分析してわかったような気持ちになっていたけど、それって、すごい思いあがりのようなきがしてきたの。
 だから、最初は見える部分・見せてくれる部分・言葉で表現してくれた部分をできるだけそのまま受け取るようにしている。
 
 歳と共に面倒なことが嫌になっただけかも・・。いろんなことをシンプルにしたいなぁ・・・とも・・・。

 そうすることで、もしかしたら、眉間のシワもひとつ減ったかも・・・。なんてね・・・。

 でも、正直な人・真面目な人が馬鹿をみるような世の中でもあるから、それもいいのかどうか・・・私にはよくわかりません。



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