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時々さめた感覚に 　投稿者：質問者 　投稿日：2006年05月12日 06:20:52 No.8164001

子供もいる中年ですが、ひとつ教えてください。
男ですから普通に女性を意識するし、セックスも好きです。
これまでにエッチした女性の数も２けたはおり、自分では人並みだと
思うのですが、かなり以前から女性の裸身や性器に対して、20代前半
頃までに感じていたような憧れの気持ちが薄れてしまっているのです。　
今でも可愛かったり美人系の女性の容姿には惹かれますが、かと言って
ぜひ裸を見てみたいとか、即エッチしたいなどの感情にはならないのです。
それぞれ顔と体形や肌は違っても、裸にすれば所詮同じ道具（性器）で、
やる行為は一緒。中へ入れて出しておわり。
互いにイッた後は単に抱き合った男と女でしかない。こんな即物的な感覚が
先立つためか、魅力的な女性に対してさえ即エッチしたい感覚がなかなか
沸いてきません。　　
こんな虚無と言うか無味な思いがすることが時々あるのですが、男として
やはり異常でしょうか？
こんな私ですが、いざ本番では興奮でエレクトするし、お相手をイカせること
も少なくありません。　
一般的にはちょっと抵抗ある質問かも知れませんが、同じ中年域の同姓の方
また、逆の立場で女性の方にもこのようなケースの方が居られればぜひ感想を
お聞かせ戴ければ助かるのですが。

Re：時々さめた感覚に 　投稿者：さくら　投稿日：2006年05月12日 08:15:38 No.8164002

http://ybbs1.nazca.co.jp/1/kiku22/

こちらへどうぞ。

Re：時々さめた感覚に 　投稿者：牧童　５３歳　投稿日：2006年05月12日 12:48:25 No.8164003

昨日、飲み過ぎて二日酔いだ。もう酒を見るのもウンザリ気分。
でも日が沈む頃、また酒が飲みたくなる。女の肌が恋しくなる。

ごく正常 　投稿者：鈴山　投稿日：2006年05月12日 15:36:25 No.8164004

もしも、本当に、どうしてなのか、これでいいのかを、
心底お知りになりたいのでしたら、
ご自分の、これまでの、性経験をつぶさに思い出してみて、
自分だけのための、「性自伝メモ」を書いてみることを
ぜひ、お勧めします。
そこに、必ず見えてくるもの（理由と男女の仕組み）があります。
ご自分にとってセックスとは何であったのかという推論も。

＞男としてやはり異常でしょうか？

いいえ。全く正常です。私に言わせれば、普通よりも
遥かに正常です。人間として当たり前のプロセスです。

何もコンプレックスなく、また心の傷といったモノなしに、
もしも、ひとつひとつの性経験をこなしてゆけば、
人間は必ず、性には飽きます。それは良いことですし、全く悪いことでもなく、
人生の楽しみを失うことにもなりません。楽しみはいくらでも他にありますから。

きちんと、経験がなされないものは、関心や悔いとして残りますが、
自分が得たかったものをひとつひとつ得て行った場合には
いずれ、性には関心なくなります。

「相手の異性」に対しては、より心配りをするようになりますが、
自分の性に関しては特に、頓着しなくなってゆきますし、性欲にも支配されなくなります。
私は、３０代に入ったとき、実のところ、自分の性を満足させることには、ほとんど関心がなくなりました。
ただし、それは、相手の女性に対しては、充分に尽くしつくしてのことです。

御幣のある言葉かもしれませんが、
人間にはセックスよりも大切にしなければならない問題が沢山ありますから、
自然に関心の薄れたものに無理にしがみつくための理由を探したり、異常かと疑うよりも、
その分をそちらに回すのが妥当です。

もしももう少し何かをお話になりたいのでしたら、こちらの別室の
掲示板にいらしていただければよろしいかと思います。
その際に、出来ましたら、「質問者」などという名前ではなく、
二桁の異性とのお付き合いという経験を凝縮した、ご自分独自の
ネームを創られるとよろしいかと思います。

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Re：時々さめた感覚に 　投稿者：質問者　投稿日：2006年05月13日 06:40:32 No.8164005

返信下さりありがとうございます。
そうですよね。牧童さんの記述が男の普通の感覚なんだろうと思います。
また私もそんな思いに駆られる日もあるのです。
だから、時に質問のような感覚になってしまうことが自分でもつまらない
性格に思えるのです。
でも、私と同じような思いを抱かれている人の出現は、やはり少ないようですね。
ちなみに、映画やドラマの濡れ場やセクシーなドキュメンタリーものは好みですが、
独身の時からAVの類にはあまり興味が沸きません。
さらに、プロの女性と交わった経験はありますが、クラブなどの女性にも概して
関心が向かないのです（関係者には大変申し訳ない表現ですが）
なにがどおって、こんな自分の特に思い当たる原因もないのです。
独身時の終わり頃には、ただなんとなく女性の神秘性を感じられなくなった。
思春期に抱いた女体への純粋な憧れの気持ちが徐々に薄れて来た感覚。
だが、誤解されたくないのはそれが決して女性蔑視の偏見や思想からではないこと。
先にも書いたように別に原因と思しきトラウマがある訳でもありません。

鈴山さんには丁寧な解説を戴き、さらに肯定までして頂けたことは大変心強い理解者に
出会えた感じがして本当に有難いです。
飲み会での話題などで、本心とは受け取ってもらえず、常に浮いた存在として
顰蹙をかっていたから、この思いは格別なものがあります。
同じような感覚をお持ちの方が居られればと、掲示板だから問いかけてみたのですが、
思い切って相談させて戴いた甲斐がありました。
なお、お陰さまでさらに別の掲示板にまで書き足す必要はもうありません。
本当に有難うございました。

変わってたって、いいじゃない。人間なんだもの。 　投稿者：鈴山　投稿日：2006年05月13日 11:10:46 No.8164006

>飲み会での話題などで、本心とは受け取ってもらえず、常に浮いた存在として
>顰蹙をかっていたから、この思いは格別なものがあります。

ええ、確かに、（いわゆる）普通の人（というくくり方も変ですが）と
そうした話になりますと、私も、だいぶ昔から、どうも
感覚が違うので、いわゆるエロ話にはついてゆけず、
ついてゆく気も全くしませんでした。
たぶん、相当に、ずれているのだろうとは自覚しています。
２０歳を超えたころから、男とか女とかいう明確な区別が、
普通のようには、うまく行かないことが多かったです。

●性に対する感覚は、本当は個々にかなり（または微妙に）違うものだろうと
私は思います。そのあたり、本当は「微妙に違うはず」のところを
一般的な社交辞令的な会話では、なんとなく、相手のセックス観も同じだと
「思って、場を共有したい人」が多いのだと思います。

「お前だって、酒好きなんだろう！」と同じノリですね。
お酒の飲み方だって、いろいろと楽しみ方に個人差があるのに、なんでも
自分と同じだと思いたがる人が世の中って多いですね。
それと、セックスの話題の出方も、ちょっと似ていますね。

●私もスレ主さんも、男をしていて、いちおう男の作業をこなしての上ですが、
これが、性同一性障害の人とか、または、ちょっと変わったフェチの人なども、
そうした飲み会的な場での、セックスの話の雰囲気に溶け込めなかったり、
場合のよっては、つらい思いをすることも少なからずあるようですね。

Re：時々さめた感覚に 　投稿者：質問者　投稿日：2006年05月15日 06:42:39 No.8164007

さらに深いお考えを示して頂いてありがとうございます。
ご自分の経験を通しての理論だけに、うんうん　なるほどなとの思いで
すっかり共鳴させて頂けました。
私の場合は　ただ、鈴山さんほどにはある種の極めとか、悟りめいた高度な域とは、
とても同等に語れるほどのものにも思えず、
具体的な面では到底及ばぬ点も自覚できてしまうのですが、
そうおっしゃって頂いただけでも随分救われた思いがいたしました。
今後はこんなマイスタイルであっても、一抹の懸念をもう持たずに済みそうです。
重ねてのレスを頂戴したことに対し、改めてお礼を申します。