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1500米、3000障害、5000米、10000米に多くの中央大学の選手が出場しました。みんなよく走っていました。4月から練習は量も質も以前とは変わったようです。朝練もそれまでの4分30秒〜5分/kmから3分45秒/kmのペースに変わったようです。距離も長くなったようで、着いて行くのがやっとという選手もいるようです。 この記録会で目を引いたのは、5000米に出た三宅君、町澤君、小池君と10000米に出た渡邉君です。 三宅君は最終組で14分08秒31でしたが、14分15秒の関カレA標準を切ることに専念したようで、流れに乗って上手く走ったと思います。先週兵庫リレカで3位入賞していたので、疲れはあったのでしょうが、彼の非凡な素質が感じられました。本番が楽しみです。上手く行けば13分台で8位以内入賞があるかもしれません。 町澤君は組を間違いましたね。最初から最後まで独走でした。一人で積極的に飛ばしましたが、単独走の辛さで14分24秒台でした。前の組か後ろの組で設楽兄弟と走っていれば良かったですね。気の強い、積極的なレースをする選手です。今後が楽しみです。 小池君はかなり強い選手であることが解りました。レース前は15分をちょっと切りますと言っていましたが、結果は14分37秒台で1着でした。後ろから行って、徐々に上がり、最後は競争していました。走り出すと勝とうという闘志が涌くのでしょう。圧勝と言っていいでしょう。応援仲間が6名ほどいましたが、「こいつ、無茶苦茶強え〜よ」とびっくりしていた人もいました。ゴールした後も、平然として、たいして息も切らしていませんでした。体型も走りも石本君に似ています。激励会時は狙いは秋の「出雲駅伝」です、と言っていましたが、6月30日の全日本駅伝の予選会も走らなければならないかもしれません。それほど強い選手だと思います。 渡邉君は30分を切りましたが、29分30秒切りの目標には届きませんでした。後ろから行きすぎました。去年の12月に前に行き過ぎて失敗していますから、自重したのでしょうが、裏目に出たと思います。 森専任コーチが来ていましたので、話を聞きましたが、4月以降練習が変わっているようです。ハードになっています。毎日のように14〜15KMを速いペースで走っているようです。監督、コーチの役割分担もできたようですし、今後に期待が持てます。ともかく、選手一人一人に適切なアドバイスができる体制が整いましたね。 くどいようですが、小池君は強い。気分的にむらがあるようですが、きちんと指導すれば、藤原正和になる可能性はあると思います。
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