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5年ほど前、三井住友のおねぇちゃんが、「定期預金でも金利が低いから」と言われてすすめられたのが投資信託。 説明をよーく聞いたうえで、「そういうのはイヤ」と思ったけど、ちょっとした「欲」が降りてきて、結局、少額ですが購入しました。 よくわからなかったけど、リーマンショック以降、元本割れが続いていました。 ひどいときは購入額の3分の2になって、定期預金なら元本割れはなかったのにと、ちょっとした「欲」を後悔していました。
きつく元本割れをしている頃、銀行のおねぇちゃんが「価格の低いときに買い増してはどうか」と提案がありました。 「ナンピン買い」といって、投資の世界では当たり前のことらしいのですが、わたしは思わず、「これ以上、ソンをさせる気!」と、ちょっとマジで怒りました。 投資信託が元本を保証しない商品であることはわかっているんですよ。 でも、定期預金の金利は低いからと言って購入した商品が、利息どころか元本割れをしてしまっては、なんのために購入したのかわかりません。 毎月、毎月、そのときの評価額が送られてきては、がっくりする日々でした。
が、このところの株価の上昇の恩恵が投資信託にも波及。 なんとか元本まで戻してきたので、このたび解約することができました。 もう少し待ったらという「欲」は捨て、とにかくソンしてなければいいやと思っていたら、1万円ほどプラスで振込がされていました。 どれくらいの金利になったのかわかりませんが、ここしばらくのストレスが解消されました。 株だったら自己責任だけど、投資信託は人まかせなので、あまり気持ちいいものではありません。 元本に戻るまで、気長に待ってよかったです。 ほとんど執念でしたから。
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