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訃報が朝刊に載っていました。
先月の３０日に虚血性心疾患で亡くなられました。
ということは、突然死ということでしょうか。
渥美先生の講義を初めて聴いたとき、「もうダメ」と思いました。
わたしが法律の勉強をするなんて、とてもできないと思いました。
法律家って、こんなに頭よくないといけないんだと痛感しました。
頭をドンと殴られた感じ。
そのまま号泣して、でも刑事訴訟法だけは頑張ろうと、必死で勉強しました。
講義で聴いたことを、もう１度、ノートに書き写して、そして、わからないながらも次の講義の内容を読んで、講義に出ました。
それだけしてもついていけるわけがなく、日々、落ち込んでいきました。
辛うじてＣ評価で単位は取れましたが、ほとんど抜け殻でした。
「法律の勉強はそんなに甘くない」と痛感させられた先生です。
先生との出会いがあったから、謙虚に勉強することができたのだと思います。
まだ７９歳。
まだまだお仕事、していただきたかったです。
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