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おはようございます☀ 飲んべえですので、朝から失礼します。
大阪学院大学ローは、「社会人が学べる」カリキュラムを特色としていました。しかし、講義は法律の知識を前提としたもので、法学部出身者でも忘れていたことが多く、特に他分野を専攻していた方は、困惑していました。 ソクラテスメソッドと称し、講義は対話形式が多く、予習が中心になりますが、資料を集める時間で精一杯でした。そして単位を取得することだけが目標になります。なぜなら、講義における出席点や質問応答も単位に影響するからです。とても本試験の準備はできません。 また、知財法、破産法、アメリカ法、法曹倫理など選択科目やまったく本試験に関係ない科目が必修に近い扱いがされていました。 修了途中で転身を図ったり、仕事を辞めて学習に専念される方もいました。
しかし、法務省は当初3,000人の合格者(ロー修了者の75%)を目指すことをあっさり放棄し、法科大学院制度は「ゆとり教育」並に猫の目制度改正です。 そもそも、法務省は制度発足当初は、あたかも医学部のように、法科大学院を修了すれば、弁護士資格が与えられるような宣伝でした。
今後の司法改革はどのようになるのか不透明ですし、大学進学者の法学部離れも顕著らしいです。 数年後には短答式が7科目から主要3科目になるらしく、論文の問題形式は変わっても、旧司へ回帰していくような気がします。
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