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京都支部の研修で、茶香服というのをはじめて体験しました。 玉露、碾茶、煎茶、茎茶、玄米茶の5つがランダムに出てきて、どのお茶なのか当てるという「遊び」です。 これを小学生向けの授業で実施しているので、ゆくゆくはそういうことができるようになってほしいという、そのための研修でした。 茶香服は、たしかに面白くて、小学生も楽しいと思うし、それでお茶に親しむ機会がもてるというのはいいのだけれど、それでだけではねって気がします。 本気でお茶を普及したいのなら、いかにお茶を買ってもらうのか、それをもっと研究すべきだとわたしは思っているのですが、そういうことはあまり取り組まれていないようです。 茶香服ではないですが、100g5000円の玉露を飲んでも、そのとき「玉露ってこんな味」って思う以上のことにはなりませんから。 「ふだん飲むお茶」を業界が普及したい「急須で飲むお茶」にもっていくのか、その工夫がほとんどないのが、なんか辛いです。
といっても、インストラクターになりたてのわたしが、何ができるわけでもなく、またわたしの考えていることが正しいと決まったわけでもなく、当分は先輩方の背中をみて過ごすことになるでしょう。
そして今日は、午前中は事業所の研修でした。 介護事故で損害賠償に至った事例が紹介されました。 何が起こるかわからない介護現場ですから、あらゆる可能性を考えて行動しないといけないですね。 気が引き締まりました。
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