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今日は、渋谷のミニシアターに「三姉妹〜雲南の子」というドキュメンタリー映画を見てきました。 2012年ベネチア国際映画祭のドキュメンタリー部門グランプリを取っています。中国映画で王兵(ワンビン)という監督の作品です。前評判の高い映画でした。中国雲南地方の標高3200米という寒村が舞台です。父親は出稼ぎに出、母親は出奔しており、祖父と叔父の農作業等を手伝う10歳6歳4歳の女の子たちの話です。北京、上海の盛況は、決して現代中国を現してはいないのですね。その寒村は、私が小学生2〜3年生当時のようであり、まるで50数年前にタイムスリップしたようでした。貧しさに負けず、厳しい自然環境に負けず、生き抜いていこうとする少女たちの生のたくましさ、あの眼の輝きは素晴らしいものでした。2時間33分の上映時間が長く感じませんでした。中国は大きく、広い国なんですね。底知れない可能性を感じました。 追伸:新宿へは東京駅から中央線快速に乗るのが良いですよ。
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