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結婚30年記念旅で参加。二組と個人二名の6人ツアー。出発から帰着まで13時間程を要す長時間の車移動、だが丸一日飽きさせられることのないツアー。価格は他より少々割高だが、味わえない質の高さは充分! 道中の車内でツアーガイド(兼ドライバー)のマック近藤さんが、参加者の懇親を深めるべく進行と行程の魅力を語るうちに、スリリングな断崖絶壁展望地の『キングステーブル』に到着。私はプチ高所恐怖症。でも、マックさんが、絶壁をさも楽しんでいるかのアングルで写真を撮ってくれたので大満足!展望地『エコーポイント』では好天にも恵まれ、うっすらとブルーがかったユーカリ樹海・『スリーシスターズ』。その後、山道1時間半ほどは、牧歌的景色を見ながら、鍾乳洞についての成り立ちから現在に至るまでのマニアック予備知識講座に熱弁奮って頂く。退屈することなく『鍾乳洞ジェラノンケーブ洞窟群』に到着。希少なシアノバクテリア『ストロマトライト』の正規の見学ルートは落石の為、見学不可。だが高低差ある別ルートを参加者が切望し、シアノバクテリアと対面。ただの石!と感じるかは個人差がありますが…私は薄黄緑色のドーム型の石は、何かを静かに語っているように感じた。その後、『ジェノランケーブスハウス』という伝統あるホテルの2階でこのツアー予算に合わせてもらった特別メニューの美味しいランチ。そして待望のジェラノンケーブへ。『オリエントケーブ』と『テンプル・オブ・バール』をセットにした『ザ・グランドツアー2時間コース』。壮大な空間に想像以上の鍾乳石が次々と待ち構えていた。日本語の説明で専門的用語も理解し易く、より感動が増幅。妻は今回が初めての鍾乳洞見学。帰りもジェラノンケーブのエピソードを聞かせて頂きながらあっという間にシドニーへ。 私達はパックツアー会社の無料ツアー含めて3つをキャンセルして、IECオセアニアのツアーに参加した。選択に間違いは無かったと、大満足だ。
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