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[444] 膝関節の手術について  投稿者:3重苦、男性、72歳  投稿日:2013年07月07日 18:04:42  No.444001
6年前に脊柱管狭窄症で右足歩行困難(膝下の激痛)となり2/3、3/4、4/5、の手術を受けて居ります。
術後、若干楽になったものの約1年間はペインクリニックに通い神経根へのブロックを受け、痛みも2か3くらいになったので、ブロックをやめました。
一昨年の7月頃から膝関節が痛くなり、近くの整形医院でヒアルロン酸注射を約1年続けましたが、最後には効果が無くなったため
その旨伝えましたら「そんな難しい事を言うのなら他所に行ってくれ!」といわれ、T/Wと言う病院に膝関節専門医がいると知り
診察を受けました、レントゲン・MRI撮影により関節ネズミ・半月板損傷と診断され2ヶ月待たされ昨年10月末に内視鏡による手術を
受けました。担当医は大阪府下に自分の医院を開業して18時より
T/W病院に週1回診察している派遣医師です。
手術後、「軟骨には損傷が無かった」「半月板に一部ヒビが入っており削りました」と言う話と「手術当日帰宅する方もいる、家で足を
あげる運動(具体的な説明は無かった)をして居ればよいとの説明。

手術前には「術後に起こりうる症状、注意事項など」インフォームド・コンセントは行われず、手術、麻酔の承諾書を書いただけでした。5日入院してリハビリを受けましたが、まだ痛みが有るために
リハビリ科に6ヶ月通院しました。理学療法士が施術してくれている
間は痛みも酷くなく、歩行できました。
通院をやめ1ヵ月後、膝関節部や周辺が酷く痛むために担当医に診察して貰いました。がレントゲン撮影・足を動かして「骨に異常は有りません、シップでも張って置きますか?」との返事でしたが、そのくらいなら診察して貰う必要が無いので、「関節注射は?」と言いますと「いいですよ!」とリンデロン注射をしてくれ、4日くらいは持ちましたが、効果が無く、仕方なく以前通いましたペインクリニックで
ヒアルロン酸注射を受けて居ります。
しかし、手術前まではサプリメントを飲用しながら水泳、ジムでの
自転車こぎなど出来、近くの内科にも歩行で通って居りましたが
現在は少しで(15分〜30分)も歩行すると後遺症が出て普通の生活が出来ておりません。何をするにも自動車です。
普通の生活を取り戻すため、T/W病院長にお願いしてMRI・レントゲン写真、紹介状、データー、予約をお願いして大阪の大病院に
再度、診察を手配したところです。
何故、そうしたかと言うと担当医は詳細な説明をしてくれませんし
注意事項なども一切無く、退院後、2ヶ月目くらいに足の調子がよく
家内と電車で買い物に行き、その2日目に関節が張れ理学療法士にいろいろと施術して貰い何とか歩行が出来るようになった事が有りますが、このような医師に掛かっていては、普通な生活に戻れないように
思えたからです。
来週に予約が取れましたので診察をお願いするところです。
私が受けました手術方法、今後のことで何かご教示いただけませんか?



Re:膝関節の手術について  投稿者:当センター顧問 高橋秀則  投稿日:2013年07月19日 22:13:51  No.444002
膝痛でお困りのこと、お察し致します。またお便りから相当な医療不信に陥られている様子もひしひしと伝わってきております。膝痛の具体的な原因については実際に拝見していないので何とも言えず推察の域を出ませんが、私見を述べます。
まず腰部脊柱管狭窄症の手術を以前にお受けになり、その後も神経痛と思われる症状が続いていることが一つのポイントです。膝痛は腰部脊柱管狭窄症の一つの症状であることもありますで、まずこの点を除外しなくてはなりません。よしんば腰椎由来の膝痛でなくても、このような方は後湾になっている(腰が曲がっている)ことが多く、そのために膝にストレスがかかっていることがあり、それが膝痛を長引かせている原因に成りえます。現在背筋を伸ばして立ったり歩いたりは可能でしょうか?
次に内視鏡手術を受けられた際、半月板を一部切除されたという事ですが、その後も膝痛が残るということは半月板損傷が痛みの主な原因ではないことになりそうです。この場合は膝痛の原因は複合的で関節の炎症、関節周囲の炎症(腱の炎症など)、膝周囲筋群の委縮などが考えられます。リンデロン注射をすると4日位楽だったということは関節炎もあったのかと想像できます。ただしリンデロンにせよ、ヒアルロン酸にせよ漫然と関節内注射を繰り返すのは感心しません。長期的には効果がないばかりか逆に膝関節の感染の危険性を高めてしまいます。これ以上は続けないことをお薦めします。
大阪の大病院の先生にセカンドオピニオンを伺うのは結構だとは思いますが、もしも「これ以上やることがない」と言われたら西洋医学的には治しようがないということだと腹をくくられたらよろしいかと思います。このような事態は時々見られます。むしろ東洋医学的手段、つまり漢方薬や鍼治療を丹念に続けつつ、理学療法を根気よく行うのが却って良い結果につながることがあります。
ご参考になれば幸いです。



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