|
[373] |
肘の痛み。
投稿者:高校球児です。
投稿日:2012年04月07日 19:41:53 No.373001
|
|
|
1ヶ月ほど自転車でころんで、打撲はしてないのですが、右肘を痛め、ピッチングの際に激痛が走ります。軽く投げる分には問題ありません。でも本気の勝負玉は痛くて投げられません。整形外科にいったら、骨には異常がないと言われ、エコーもしましたが異常がありません。スポーツ専門の整体にもいきましたが治りません。 いろいろ治療をしてくれるところを探して、針治療をしたら、痛みが消えてなくなりました。でも、また、しばらくしたら、痛みがでます。 高校には野球推薦で入りましたし当然将来はプロを目指していますが、このまま、肘を痛めたまま、試合のたびに針をしながら投げてもいいのですか? 針は選手生命が危ないと整体の先生がいうのですが、実際、針は痛みがなくなり投げられます。医者は休めばいいと簡単にいうのですが、監督にばれて肘を痛めたとわかると登板させてもらえないので、痛くても絶対に休めませんし、勝たないといけません。治療計画はどうしたらいいのしょう。痛くなったら針を打ち続けていいものでしょうか?
|
Re:肘の痛み。
投稿者:当センター院長 浅川要
投稿日:2012年04月12日 20:47:06 No.373002 |
|
以前、貴方とおなじように甲子園を目指す球児を治療したことがあります。彼はそのチームのピッチャーで、痛みがあってもマウンドに上がらなければなりませんでしたから、場合によっては、明日の試合の前に痛みを抑えてもらいたいというような形で治療に来ました。私としては一生、肘が使えなくなる前に野球とは別の道を進むことを考えてもいいいのではと思ったのですが、あまりの彼の熱意にそれは言い出せませんでした。甲子園には今一歩で手が届かず、一芸で大学に進みましたが、その後、結局、彼は野球から身を引いて、新たな人生を歩んでいます。でも、それでよかったのではないでしょうか? さて、本題に入りましょう。痛みがでるのは、これ以上、肘を酷使してはいけないという体内から発するサインと考えていいでしょう。ですから、私も肘を休めることに賛成です。「監督にばれて肘を痛めたとわかると登板させてもらえないから」という理由で針治療を受けるのは、お気持ちとしては分かりますが、鍼灸師の立場からはお勧めできません。もし、私が貴方の針治療を受け持つならば一定期間の野球活動休止期間を設けて、その中で刺針治療を組み立てると思います。そうすれば、針治療は単に局所麻酔のように痛みを抑えるといったものだけではなく、痛めた肘関節の筋や腱の修復も図れることが可能です。「針は選手生命を危うくする」と整体の先生がおっしゃっているようですが、その意味が分かりません。
|
|
|
|