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[281] ペインクリニック  投稿者:シャクナゲ  投稿日:2010年09月13日 14:35:06  No.281001
昨年7月、両脇から背中にかけて燃えるような違和感(灼熱感)があり、整形外科でMRIをとったところ黄色靱帯骨化症と診断されました。歩行障害もでたため、今年3月胸椎の10/11、11/12の骨化巣を除去する手術を受けました。術後は症状は取れたのですが、手術3日後に脇の症状がぶり返し現在まで続いています。歩行障害も再び出たのですが、胸椎6/7にヘルニアがあり、医師は歩行障害はヘルニアによるものだが、脇の症状は原因はわからないとしています。ただ、脇の症状は1日中あるわけではなくて、昼頃から出始め、寝ると収まります。最近は術前より症状がひどくなってきた感じでかなりの不快感があります。痛みはないのですが、こうした症状もペインクリニックの対象でしょうか。もし対象ならばどんな処置をするのでしょうか。効果はどのくらいですか。手術をした黄色靱帯骨化症はMRI上きちんと減圧されており、再発もありません。よろしくお願いします。男性、61歳。


Re:ペインクリニック  投稿者:当センター顧問 高橋秀則  投稿日:2010年09月14日 22:46:01  No.281002
シャクナゲさんこんにちは。
黄色人体骨化症は難病であり、歩行障害のような脊髄症状は手術をしても難治であることは多いです。「MRI上手術は完ぺき」であっても症状がなかなか取れない患者さんは大勢いらっしゃり、狭窄を解除すれば脊髄の症状が取れるなどという簡単なものではないことを日々感じております。お尋ねの脇の症状は、お話からは脊髄の症状のように思えます。狭窄(ヘルニアも狭窄の原因になります)のレベルが胸椎6/7くらいであれば可能性はあります。ペインクリニックにもシャクナやゲさんのような症状の方はいらっしゃいますが、薬物療法(整形外科や脳外科では使わない様々な薬物があります)を試みることが多く、それでも中には満足のゆく症状緩和が得られない場合もあります。その場合ははり灸治療を私はお勧めします。現状では両方を組み合わせるのが最も妥当な治療法と思われます。



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